
#16 RevelApp加盟施設様でお歳暮を送り回す活動を行いました
どうも、テクノロジーと福祉をつなぐ近藤貴司です。
今日は、弊社WAVE3が運営しているサービス「RevelApp」(https://revelapp.jp/)をご契約して頂いている施設様との関係性から生まれた取り組みついてシェアしたいと思います。
これからの時代、サービス利用者とサービス提供者は「利用して、代金を払う」という当然の枠組みを"意味変"させて取り外していった人が強くなり、残っていけるんだろうなーと感じた一件です。
音声で楽しみたい方はこちら
Youtube→https://youtu.be/2EEbJfhPOSM
Standfm→https://stand.fm/episodes/6766e26272f9a195e4130083
単なる補助サービスの枠を超えるために
RevelAppを導入してくださっている契約施設さんとの関係は、ただのサービス提供だけにとどめたくないと常々考えています。最近では、提携しているブロックチェーンゲーム会社さんに「何か契約施設様へお仕事ありませんか?」と相談してみたところ、動画編集の仕事をお願いされる現象が出てきました。この案件をまずは自社施設で実験し、順次契約施設さんに提供する準備を進めています。
単にRevelAppを利用していただくだけでなく、外部提携企業様とせっかく繋がっているこの関係性を通じて、利用者さんが更なる工賃を得られたり、ゲーム業務をきっかけとして前進(レベルアップ)できるような事例をたくさん作っていきたいなと。
また、RevelAppの「体調管理の見える化グラフ」を活用して、ゲーム各社の特例子会社様などに利用者さんを紹介する構造も進めています。

たとえば、「この方はゲームが得意で、事務業務力も順調に伸びてきており、かつ体調も長期間安定しているので、在宅就労に繋げられないでしょうか?」といった提案ができれば、利用者さんに新たな就労のチャンスを提供できるはず。
お歳暮プロジェクト
そんな中で目をつけたのが「お歳暮」。契約施設様の中には農作物を生産したり、それを加工して販売している施設様、チョコレートやクッキー、パンを作っている施設もあります。これらの商品を活用して、契約施設様同士で生産しているものを、RevelAppチームで買い上げさせて頂き、お歳暮としてを送り合う仕組みを試してみました。
お歳暮や暑中見舞いなどって、黙ってても毎年買うし、送るじゃないですか?じゃあ、せっかくならRevelAppコミュニティの中であらゆる経済活動を回していきたいなと思い、とりあえず試してみました。
結果、多くの施設さんから「助かりました!」「ありがたい!」という声が。この時期って、年末に向けて在庫を減らしたいというニーズが高まります。お歳暮として活用させて頂くことで、少しでもそのお手伝いができたことが嬉しかったです😁



商品が持つ意味
福祉施設様が作る商品には、利用者さんたちの努力や思いが詰まっています。でも、こうした商品が一般的にあまり知られてなく、非常にもったいない。
日本のB型事業所における平均工賃は月額約17,010円ほど。この数字を上げるためには、商品が安定して売れる"仕組み"が不可欠です。
たとえば、このお歳暮の取り組みで年間数万円の売上が確定すれば、それだけで平均工賃が数百円アップする。こういった草の根活動のチリツモがじわじわ効いてくる。毎年数万円でも売り上げが確定している状態って、経営者様のメンタリにもとても良いんです(笑)


契約施設同士のつながりを広げる
今回の取り組みで、契約施設様同士のつながりを深める重要性と有意性がよくわかりました。地方にある施設様が首都圏と連携することで、新しい販路やビジネスチャンスが生まれる可能性がある。こうしたつながりを生む「ハブ」の役割をRevelAppが果たしていきたいと考えています。
また、今後はRevelApp事業を運営していく中で生まれる新しい業務を契約施設様へ委託させて頂く形も準備中です。(DM発送とか、カスタマーサポートの一部とか)これが実現すれば、より多くの利用者様に継続的に作業を提供できるようになるかも?
僕らは、RevelAppを通じて契約施設様にサービス利用料以上の価値を提供したいと考えています。今回のお歳暮の試みも含めて契約施設さん同士のつながりを強化し、利用者さんの工賃アップにつなげることで、新しい気付きや価値を生む可能性があります。
もし何かアイデアやご意見があれば、ぜひコメントなどで教えていただければ嬉しいです。
本日はRevelApp契約施設様との新しい取り組みについてお話ししました。最後までお読みいただき、ありがとうございました!