【無料】WindowsPEでデータ救出

メモ

急にPCが起動できなくなって、焦ることってあると思います。
WindowsOSが起動できなくても、データ救出をする方法を備忘録的に整理致しました。PCが元気なうちに、WindowsPEのディスクとbitlocker(HDDを暗号化している方は)の回復キーは手元にあるとよいかもです。

事前準備(PCが元気なうちに!)

(1)WindowsPEのディスクメディアを用意

(2)[bitlocker利用者のみ]
 bitlockerの回復キーを確認する。


やり方

(1)WindowsPEのディスクメディアを用いて起動する
★注意:基本はBIOSメニューからCDブートするような設定をするが、
 Panasonicのレッツノートの場合は少々ややこしいので注意。

(2)データ救出をする
★「ファイルのコピー方法」のやり方を参照。

(3)データ救出作業が完了したら、cmdで「wpeutil shutdown」を入力後、[Enter]を1回押下。PCがシャットダウンになる。

(4)BIOSメニューから、CDブートを優先的に行わないように設定をし、作業完了。

★注意

①エクスプローラが立ち上がらないので、cmdで2回「notepad」
 (メモ帳)を開く必要があること。そのあとは、メモ帳内にある「開く」
 (英語版はOpen)を実行する必要あり。
 ※cmdで「notepad」を入れた後に、[Enter]を1回押下すること。

②cmdはXドライブ上でしか動作不可なため、
 cdコマンドでCドライブやDドライブに移動不可。

③WindowsPEが英語版だと、キーボードがUS仕様となってしまう。
 用意できるならば、日本語版を推奨。

④Windows PEはキーボードやマウスを使うことができる。
 もちろん、HDDやUSBメモリの認識もできる。
 そのため、メモ帳の「開く」を2つ開くことによって、
 コピペでデータ救出が可能。

⑤WindowsPEは連続して72時間までしか起動ができないこと。

⑥bitlockerで暗号化されている場合は、以下サイトを参照して、
 cmdによる操作が必要。

⑦チェックディスクやパーテーション操作はcmd上で操作可能。


最後に

操作はすべて自己責任でお願いいたします。どうしてもというときだけ、やってみるとよいかもしれません。

★この記事は500円で販売しておりますが、無料で全文公開しております。もしお役に立てれば、チップとしてご購入いただけると幸いです!
(今後の同人活動などに使わせていただきます)

編集履歴

・2022/4/28(木):手順において、事前準備の部分の手順を移しました。
        一部誤字脱字などの細かな修正もしました。

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