❨578❩1973.3.31.土.晴/不幸な性分に良すぎる環境/サンタマルタ:コロンビア(Columbia)
八時半起床、スペイン語の辞書を開いて、ベッドで覚える。
寝て勉強は出来ない、そう思い直し、床に座り、ベッドを机に「体育について」小論文の様なものを書く。
午後、泳いだ。太陽が強い。
水も塩分が多く、水を出ると強烈に目が痛い。
浜ではフットボールが盛んである。
ズボンをちぎった様な海パンをはいて、子どもたちが遊んでいる。
およそ、勉強などというものとは縁がない顔をしている。幸せというべきか、可哀想というべきか?
兎に角、大人から子供まで、呑気そうである。
俺は不幸な性分か、どうもこういう穏やかすぎる所には、長居出来ない。三日がいいとこ限界と思う。
明日は、発つ。 バランキーヤへ。
夕方映画を見る(6.70ペソ)。
スペインので、面白くもない内容だった。
この町の特徴は何だろう?
青い海と、黒人と音楽。そして、太陽を感じる所。
環境が良すぎる。人間は、創れない。