❨141❩1972.1.20 木 曇·雨 サンアンドレス島4日目:ついてない (Colombia:San Andrés Isla)
船がない。
浜辺でキャンプしたり、泳いだり 補強をして過ごしている。
明け方、一度雨があり、あわてて飛び起きた。
7時から8時まで空手と補強。
腹の脂肪をとらなくっちゃ。
昨日から、一回の食事は、パン一個と 野菜・マヨネーズといった貧しいもの。
腹は減るが、胃には一番だと思う。
今日はよく雨が降ったり止んだりして、イヤな天気だった。
船は、土曜日に伸びた。
飛行機行は、人間だけで22ドルだという。
次の船は、月曜日、見通し暗いネ!
今年は、イヤ去年から全くついてない。
いつまでこの不運がついてまわる事やら。
@OpenStreetMap
こうして一人、じっと考えていると、
大学時代、長屋、秦らとフラフラ帰り路、喫茶店へ入り雑談をしたことがたまらなく懐かしい。
市川先生と飲みに行ったことも想い出される。
今すぐ日本へ皆んなのいるあの日本へ飛んで帰りたい。
土方でも先生でも誰でもいい、皆んなと一緒に、気心の知れた者の沢山いる所でくらしたい。
奴等は今どうしているだろうか?
先生は、彼女は・・・・・
あゝ想えばきりがない。
なんだってこんな所へ来てしまったのか?
もうすぐ五ヶ月になる。
こうした生活があと一年続くのか?
根っからイヤだと思わないが、嬉しくも思わない。
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