❨196❩1972.3.15 水 晴 リマ最後の日(Peru:Lima)
4枚のハガキを日本へ書き、明日出発する事にした。
日本へ手紙を書く時、いつも新たに先の旅への勇気が湧いて来る。
親・兄姉・先生・そして先輩・友達は、有難いと思う。
何も云わなくても、自分にはそういう人達がいると考えるだけで、力をつけてくれるのだから。
日本へ連れて帰りたい程ステキなメリーと別れる事も辛いが、これ以上、ここの家族の人達に世話になる事も辛くなった。
つい旅していることさえ忘れる程、楽しく毎日が過ぎて行った。
三時頃から、フェルナンドとリマ最後の散歩に出かけた。
よくあちこち見たなあ。
明日は、発つ。
オクタビオ、セニョーラ、メリー、フランシスコ、マレー、フェルナンド、ミゲル、エルナン、リリアナ、お手伝いのおばさん、
そして平安名さん、どうも有難う!
いくら好きでも、ほれちゃいけない
ほれりゃ心がまたしめる。