❨507❩1973.1.20.土.晴/アマゾン川中流の町、マナウス到着/マナウス:ブラジル(Manaus:Brazil)
ベレンを発って10日、マナウスへ着いた。
ほぼ予定どおり。ブラジルに於いて、こんな事も時にはあるのだと思った。
アマゾンの中流に、こんな大きな町があるとは知らなかった。
ゴッチャゴチャして賑やかだ。物が何でもある。それも、タックス・フリーの地で安い。
ブラジルはフィルムが日本の倍ほどするが、ここはカラー(36枚)でも750円で買えた。
ここから河が二つに大きく分れており、計画ではベネズエラ方面へ行く予定だったが、コロンビアとペルーの国境まで直通に行くという船があった。探したかいがあってラッキ一だった。
それも夕方6時出発というので、さっそく若い船長代理と交渉。
150クルセイロが皆んなの払っている料金だったが、持っていた懐中電気で、30値切った。
昼、ビール1本をつけて昼食を取る(11コント)。それにフィルム、その他で、35コント位使った。
残すところ、クルゼイロは、50弱。
コロンビア・ボコタへの飛行機は、20ドルと言うが、チェックが替えられればいいが・・・。
6時出発という事で、30分位前から、わんさと人が乗ってきた。子供も多い。
しかし船の中、足の踏み場もない程に人が多い。ここに9日間住むとなると、一体どうなるのか?
昼前、町の公園で30分程補強をやったが、この船で運動は難しくなりそうだ。
大望のマナウス、やっと着いたという感じ だ。
船着場の近辺は、大きなマーケットや露店がズラッと並んでいる。
ここでも、日本人が野菜を売っているのが目に入った。
やはり暑い所だが、住み易そうな感じ。