他人に正しく評価されるために必要な方法や価値観が学べます。『人はあなたの何を見ているか』
『人はあなたの何を見ているか』は、仕事やプライベートで評価されるためのビジネス書です。
「ポイントは、正しい努力とは何かを知り、それを積み重ねること」「あらゆる仕事というのは、相手が求めているものを理解し、適切に提供してこそ価値となります」「うまくいっている人にあこがれて、その人がやっていることを素直に真似すること」など、うまくやっている人の価値観を学ぶことの大切さを教えてくれます。
特に「チャンスの対の言葉は準備です/適切な準備をしていないと仕事はうまくいきません」は、事前に準備をしていないと、いくらチャンスがあっても、それを掴めないことを示しています。
「準備ができている人は地位を与えられ、その結果として伸びていくということです」と、努力を積み重ねて準備をしていく必要があります。
チャンスをものにしたいサラリーマンは、常日頃から準備を習慣にしていくしかないでしょう。
「立派な人は、他人と和やかに接してもむやみに同調することなく、主体性を失いません」「なれる最高の自分を目指すには、ぶれない自分をつくり、かつ実力や人間力を高めていく努力を続けることが必要です」「自分が成長を続け、尊敬される人間になれば、人付き合いはうまくいきます」などを通して、他人から一目置かれる人になるための方法が学べます。
特に「実力を高めるためには、ある程度の我慢強さが必要です/我慢強さは、やるべきことをコンスタントに継続させる力となります」は、コンスタンスに努力を積み重ねるには我慢強さが必要であることを教えてくれます。
ただ「努力する、全力でぶつかることは必要条件」「その先にある質の良いアウトプットこそが十分条件」と、努力するだけでは成果は上がりません。
成果を上げるには、質の良いアウトプットが必要なのです。
成果を上げたいサラリーマンは、ある程度の我慢強さが必要なのかもしれませんね。
オタクの視点から言うと、「物欲などに関しては、身分相応で満足することが大切です」に刺さりました。
オタクは、趣味のお金に制限をかけていないのが欠点です。
ある意味、たとえ身を滅ぼしても趣味を取るのがオタクの醍醐味ですが、人間として幸せな人生を送りたいなら、「足るを知る」で満足する必要があります。
ただし、「自分の実力を高めたり、社会に貢献したりすることについては、足るを知る必要はありません」と、自分の成長などの投資に関しては、別の価値観に変える必要があるでしょう。
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