見出し画像

プチ一人旅(随時追加版!?)

何年ぶりでしょうか。
1人で電車に乗ってどこかに行くの。

1年前に購入したけどなかなか使う機会がなかった靴をようやく出して^^;

突然思い立って、行こうと思ってみたものの、慣れない上にのんびり準備をしていたようで、予定の電車に乗れず・・・。

しかも、次の電車は1時間後(時刻表を見ると1時間1本)
いきなりホームで待機^^;
ま、まぁ、決まった予定はないので待てばいいやと思いながらも、誰かにとっては大した問題ではない、ちっちゃな不安がいくつもある・・・。

車内放送から流れてくる内容が、関係あるのか、ないのかすら分からない。
JRから第三セクターに乗り換え、
途中からSuicaは使えない。
途中からドアは最前列しか開かない。
乗る時は切符を買ったんだけど、
乗ってる電車の内部は整理券を使うようなシステムになってる。
この切符であってるのかな?^^;

頭に中では

「盗んだバイクで窓ガラス、壊して回った」

っていう歌が流れている。

何か違うけど、

まぁ、

自由な気がした48の、ある朝

・・・だ。

やましいことは何もないんだけど、後ろめたい気もしつつ、

一本の線路の先にある宿場町のある街へ、少しずつ少しずつ進んでいる。

・・・はず^^;

それも旅の楽しさのひとつなんだね

事前に目的地までの時間を調べていたら、乗る電車によって到着時間が最大15分くらい違ってたんだよね。なんでどれも各駅停車なのに違うんだろうって思っていたんだけど、そういうことだったんだ。

知っていたけど理解していなかった。単線だから反対の電車が来るのを待つ時間だったんだ。そりゃそーだ。

待ってる時間、何しようか。

豪華客船が途中の港によって、その間に観光客が一気に押し寄せて爆買いってやつ。

が、こっちは規模は全然違うし、人もほとんど乗っていないので売店すらない。

そもそも比較対象ですらないか^^;

停車している車窓からは、田園風景・・・と思いきや、シャトーの外壁が高くそびえたっていて、絶景の位置、角度にでっかい看板が定間隔でずらりと並んでいる。

これくらいの規模であれば、費用対効果として、かなりいいんじゃない?っ思った^^;

昔、寝台列車に乗ったことがあったけど、あれはあれで途中停車駅で1時間以上も停まっていることもあった。そんな感じで思えば、ゆっくり停まってるのもいいかも。

宿場町、矢掛(やかげ)

そう、目的地はここ。(無事に着けてよかった^^; お金さえあれば何とかなる! 社会人の特権ですね)
すぐそばに小田川が流れている自然豊かな町。
矢掛町の隣は真備町。
そう、ここは、高梁川たかはしがわの増水により、バックウォーター現象で氾濫してしまった地区です。

対岸には爪痕が残っている
過去の災害を教訓に

景色は元通りになったとしても心の傷が消えることはないでしょう。だからこそ教訓にしなければならない。だからこそ、歴史を学び、同じこと繰り返してはいけないのだと思う。

吉備真備ゆかりの地

この地域は昔から(昔は?)栄えていたんです。
真備町という名があるので気づく方もいると思うけど、この地は吉備真備きびのまきび(宇佐神宮信託事件でも有名)ゆかりの地で、当時、西の権力者と呼ばれた下道氏の本拠地。
平安時代には「屋影」という地名も残っており、その頃からすでに旅人が立ち寄る場所であったらしい。

江戸時代初期、この地に山陽道が通ったことから今のような宿場町になったらしい。参勤交代で、薩摩藩の篤姫が好んだといわれる「ゆべし」は、今もなお昔ながらの味を伝えています。(当時の味を誰も知らんけどな)

今回は推しの美、いや、お忍びで来ているのでお土産は当然なし。だけど、この説明だけでは申し訳ないので、前回購入した時の画像を添付します。

見ただけで、「これ、美味しいやつ」ってやつです^^;

材料は、みそ、砂糖、餅粉、ゆず皮。
材料名を見ても、「これ、美味しいやつ」ってやつです^^;

程よい弾力で、みそにほんのりゆずの香りがあり、
食べてみても、「これ、美味しいやつ」ってやつです^^;(もういい?)

色々なもの添加物が入っていなくても、美味しいものは作れる。そんな商品がずっとこれからも残っていけるような食文化になればいいなーって思います。

西洋かぶれの私

こちらが宿場町の様子。
雨も降っていることもあり、人はまばら。

ここ最近、街をあげての地域活性化により、一気に宿場町っぽくなりつつあります。かくいう私もここに来たのは2回目で、それも、最近綺麗になって観光客が増えつつあるという情報を聞いてからようやくきた「にわかファン」だ。

こじんまりとしているので、歩いてもすぐに終わってしまう規模ですが、日帰りでちょっと行くにはとても良い感じ(個人の見解)。もう一度宿場町のような街づくりにしたっていうのが正解かな^^;

こんな小道があったら絶対に入ってしまいますよね^^;

「観音寺小路」って書いてありました。右手は住宅なのですが、さりげなくお花が植えてあって、住んでいる方はきっとおしゃれな方なんだろうなと思ってしまいました^^;

規模は小さくても、食べてみたい食事処いい言葉が出てこないやお土産もいっぱいあって、一回行って終わりじゃもったいないほどです。

「清邦庵」さんの塩豆大福と生菓子・福寿草

前回は時間がなくて行けなかったんだけど、気になっていた和菓子屋さんに今回は寄って、近くの屋根付きのあるお屋敷の前のベンチ?(お屋敷には腰掛けっていう方がいいのかな?)に座って1人和菓子^^;

なんか、よー知らんけど、私はこんなんで十分幸せだなぁ^^;

どこが西洋かぶれやねん^^;

(続く)

いいなと思ったら応援しよう!