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PayPay銀行住宅ローンのメリット・デメリットを徹底解説!

どうも、モゲ澤です! 最近、PayPay銀行の住宅ローンに申し込む方も増えています。SNSでも「PayPay銀行の住宅ローンの良いところ・ダメなところを教えて」という声をよく聞きます。

そこでこのnoteでは、PayPay銀行の住宅ローンの金利と団信について詳しく解説していきたいと思います!

PayPay銀行の住宅ローン金利

全期間固定は金利が高い

PayPay銀行の全期間固定金利(35年固定)の金利は2.400%です(2023年9月時点)。

PayPay銀行の全期間固定金利はランキング13位

モゲチェック」のランキングでは13位で、上位の銀行が1.4%前後で、約1%も金利が違うことを考えると・・・ぶっちゃけ金利は高いです。

ですので、全期間固定金利でPayPay銀行を選ぶ理由は乏しいと言えます。

10年固定も金利はやや高い

次に固定特約ですが、10年固定の金利は1.230%です。

PayPay銀行の10年固定はランキング8位

これはランキングでは8位。以前のnoteでも解説したように、10年固定の場合は「11年目以降の金利」が重要ですので、それもチェックしていきましょう。

11年目以降は、変動金利では基準金利が2.28%で引き下げ幅が-1.40%、固定金利では基準金利が3.13%で引き下げ幅が-1.10%です。適用金利は「基準金利 - 引き下げ幅」で決まるので、次のようになります。

10年固定の11年目以降の金利は?

基準金利が今と変わらなければ、11年目以降は、変動金利を選ぶと0.88%、固定金利を選ぶと2.03%です。

35年固定(赤線)と変動金利(青線)で当初から借りた場合と比べるとどうでしょうか?

11年目以降の金利水準はやや高い

変動金利にした場合は、当初から変動金利で借りた場合より0.5%高く、固定金利にした場合は35年固定よりは安い水準です。他社と比較するとやや高いですが、べらぼうに高いというわけではない程度の金利設定になっていますね。

変動金利は特に借り換えが安い!

そして変動金利では、金利は0.380%

変動金利はランキング8位

0.3%程度のトップを争う銀行よりは少し金利が高いものの、PayPay銀行のこの変動金利は人気です。

2023年3月までは金利キャンペーンをやっており、さらに0.031%引き下げられて0.349%でした(このときは3位!)。どの銀行もキャンペーン時は魅力的な金利水準になることが多く、積極的にキャンペーンを活用していくのが賢い選び方です! キャンペーン情報も反映している「モゲチェック」のランキングもぜひ活用してみてください。 

また、借り換えの場合はさらに変動金利が安くなります。

借り換えの変動金利は5位!

金利は0.349%で、これは5位にランクインします。なお、こちらも2023年2月までは金利引き下げキャンペーンで0.330%でした。「モゲチェック」には借り換えに特化したランキングもあり、キャンペーン金利も記載しているので借り換えを検討中の方にも役立ちます。

新規借入の0.380%で35年の住宅ローンを借りた場合の毎月返済額は、借入額3,000万円で7万6,295円、4,000万円で10万1,726円、5,000万円で12万7,158円です。

変動金利0.380%の場合の毎月返済額

PayPay銀行の団信

続いて団信ですが、PayPay銀行の住宅ローンの団信には5種類があります。

  • 一般団信/一般団信プラス(がん先進付)

  • ワイド団信(金利+0.3%)

  • がん50%保障

  • がん100%保障(金利+0.1%)

  • 11大疾病保障(金利+0.3%)

PayPay銀行の団信

特徴はがんの保障がある団信が非常に安いこと。無料でがん50%保障がつき、がん100%保障もわずか金利0.1%の上乗せでつけられます。

超おトクながん100%保障

1つ目の「がん診断保険金」はがん団信に一般的なもので、がんと診断されたら住宅ローンがチャラになるものです。

スゴいのは2つ目「がん診断給付金」がんと診断されたら100万円が給付されるものです。ただ3つ目「上皮内がん診断給付金・皮膚がん診断給付金」にあるように、上皮内がん・皮膚がんの場合には給付金は50万円になります。

元本がチャラになるだけでなく、さらに給付金をもらえるのが他行にはないPayPay銀行の特徴です。

ただし、がん50%保障・がん100%保障・11大疾病保障団信には年齢制限があり、50歳までしか加入できません。40代後半の方は早めの検討をオススメします。

その他の特徴・注意点

ほかにPayPay銀行の特徴には、「定額自動入金サービス」があります。これは他の銀行の口座から毎月無料で、PayPay銀行の口座へ自動振替してくれるサービスです。PayPay銀行以外をメインで使っている方にはありがたいですね。

無料の定額自動入金サービス

その他の特徴は下表の通りで、最大貸付額は2億円、最低年収は200万円ですが、後述のように審査が厳しいので最低でも300万~400万円はほしいところです。

PayPay銀行住宅ローンの概要

注意点としては他のネット銀行と同様で、

  • 審査が厳しい

  • 分割実行やつなぎ融資の取り扱いはない

という点は頭に入れておきましょう。審査が厳しいPayPay銀行への申込時には、他行との併願でチャレンジするのがオススメです!

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