【都道府県別】住宅ローン金利が安いのはどの県？ 金利ランキングを一挙公開
どうも、モゲ澤です！ モゲチェック利用者は全国にいらっしゃいますが、住宅ローン利用者の平均金利を比べてみると地域差が見られます。そこで今回は、モゲチェック利用者の最新データをもとに、2024年版の都道府県別平均金利ランキングを算出しました！ 皆さんの住んでいる地域での平均金利はどれくらいかチェックしてみてください！
【地域別】変動・固定特約・全期間固定の比率には大きな地域差あり！
まずは、地域別に変動・固定特約・全期間固定といった金利タイプから、どれを選んでいるのかを見ていきましょう。
変動金利の割合が高い順に並べています。近畿・首都圏・北関東は6～7割が変動金利を選んでいました。
一方、地方エリアである北陸・山陰・四国は変動金利で借りる方があまりおらず、四国に至っては10％しかいません。この地域の方は固定特約を選んでいることが多く、四国と北陸は固定特約が特に高いですね。
フラット35などの全期間固定金利はだいたい10％台であるものの、地域によってバラツキはあり、北関東や山陰では25％でした。
このような地域差が生まれる要因は、主に地方銀行が固定特約や全期間固定の商品に力を入れていることにあります。
【都道府県別】平均金利はどれくらい？
続いては都道府県別に平均金利を比較していきます！ 北海道から関東地方までの結果がこちら。過去3年の推移も一覧にしました。
金利が高いほど色を濃く、低いところほど薄くしています。目立つところでは、秋田県は2024年に1.48％で他県より高くなりました。一方、東京都や近隣県は1.1％台となるなど、割と低めの金利で借りていることが見て取れます。
続いて新潟県から山陽・山陰地方までの結果がこちら。
特筆すべきは北陸地方の3県（石川県・福井県・富山県）の金利が0.8％台と非常に低いことです。色分けも真っ白で一目瞭然ですね。先ほど申し上げたように、北陸地方は固定特約が多い地域でしたので、北陸地方の金融機関が固定特約で非常に低金利の商品を出しているのが理由だと思います。
ただ以前の記事でお伝えしたように、固定特約は固定金利の期間中は安心ですが、特約期間が終了したあとは金利が跳ね上がるケースもあります。そのタイミングで見直し、借り換えを検討することをオススメします。
次に四国地方から九州・沖縄です。
香川・愛媛・高知が1.3％台で高いですよね。また、九州南部・沖縄も1.2％台の県があり、少し高くなりました。ネット銀行を中心に金利は一気に下がってきている状況ですが、こうやって見てみると平均金利が高い地域もあります。他に安い銀行がないか、見比べていただくのが非常に大切です。
以上の情報から、金利が低い県のトップ5はこのようになりました！
先ほども触れましたが、北陸3県は金利が非常に低いですね。これら地域にお住まいの方は好条件のローンを借りられている可能性も高いです。
そしてワースト5のほうは・・・
金利が安い地域とは大きな差がありますので、いま借りているローンが本当に良いのかどうか、他の選択肢も見比べてみてください。
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ワースト5に入っていなくても、北陸3県以外の都道府県は基本的に金利が高いです。同じ金額を借りるなら金利が高い銀行よりも金利が低い銀行で借りたほうが合理的ですよね。金利が高いローンを借り続けるのは損であり、同じ金額の住宅ローンを借りるのに毎月数千円以上のコストを余計に支払い続けているかもしれません。
今はネット銀行もメガバンクも全国で営業しています。その地域の金融機関しか選べないと思っている方も一定数いるのですが、「住宅ローンは選べるもの」だと頭に入れて、比較することが大事です。どんなに少ない地域でも5～10行の選択肢はあります。その中から最も金利が低いものを選ぶ意識を持ちましょう。
また、現在返済中の方はすぐに借り換えを検討しましょう！ こちらの記事でも紹介したように、借り換えは先延ばしにすればするほど損になってしまいます。
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