10月2日の米主要企業決算

たかし

■10月2日(水)

◆RPMインターナショナル (RPM)

RPM インターナショナル (RPM) は2025年度第1四半期の決算を発表しました。全体としてそこそこの決算でした。

EPSは1.84ドルで、予想を0.10ドル上回りました。

売上高は19.7億ドル (前年同期比-2.0%) で、予想を4000万ドル下回りました。

●来期の見通し

同社は来期 (2025年度第2四半期) の見通しを発表しています。

売上高は前年の結果とほぼ同じと見込まれています。

建設製品部門の売上高は前年比で一桁台前半の%で増加すると見込まれています。

パフォーマンスコーティング部門の売上高は前年比横ばいと見込まれています。

特殊製品部門の売上高は前年比で一桁台前半の%で減少すると見込まれています。

消費者部門の売上高は前年比で一桁台前半の%で減少すると見込まれています。

◆コナグラ・ブランズ (CAG)

コナグラ・ブランズ (CAG) は2025年度第1四半期の決算を発表しました。全体として悪い決算でした。

EPSは0.53ドルで、予想を0.07ドル下回りました。

売上高は27.9億ドル (前年同期比-3.8%) で、予想を5000万ドル下回りました。

グロスマージンは26.0% (前年比-1.63%) でした。
また営業マージンは14.2% (前年比-2.4%) でした。

修正EBITDAは5.28億ドル (前年比-13.8%) でした。

●通期の見通し

同社は通期 (2025年度) の見通しを発表しています。

EPSは2.60～2.65ドルと見込まれ、予想を0.02ドル上回りました。

売上高は前年比-1.5%～±0%と見込まれています。

営業マージンは15.6%～15.8%と見込まれています。

◆コンステレーション・ブランズ (STZ)

コンステレーション・ブランズ (STZ) は2025年度第2四半期の決算を発表しました。全体としてそこそこの決算でした。

EPSは4.32ドルで、予想を0.25ドル上回りました。

売上高は29.2億ドル (前年同期比+2.8%) で、予想を2000万ドル下回りました。

年初からの営業キャッシュフローは19億ドルでした。
またフリーキャッシュフローは12億ドルでした。

●通期の見通し

同社は通期 (2025年度) の見通しを発表しています。

EPSは13.6～13.8ドルと見込まれ、予想を0.02ドル上回りました。

売上高成長率は前年比+4%～+6%と見込まれ、予想とほぼ一致しました。

営業キャッシュフローは28億～30億ドルと見込まれ、予想を6000万ドル上回りました。
またフリーキャッシュフローは14億～15億ドルと見込まれています。

※当記事はファンダメンタルズにおいて事実の正確さを満たすために尽力していますが、万一事実と異なる点等ございましたらお気軽にご教示ください。

※企業決算は売上高やEPS、ガイダンスを考慮し、更に市場の反応とトレンドなど総合的な観点から「良い」「そこそこ」「悪い」と三段階評価としています。
この評価は飽くまでも個人の評価であること、見る方によって十人十色の受け止め方があることをご了承ください。

※決算の来期予測 (ガイダンス) などで "○○ドル～○○ドル" のような範囲で示された場合、その中央値 (0.72～0.78ドルであれば、0.75ドルが該当) を以て予想と比較する慣例があります。
また決算発表の予想をすべて超えていても、前期や前年比との比較で成長度が落ちたと判断されれば株式が売られやすいことにも注意が必要です。