フルスタックエンジニアはRPGで言ったら最強職
数年前から、フルスタックエンジニアになりたいという若いエンジニアに出会う機会が増えた。
そもそもフルスタックエンジニアとはって話もあるが、ざっくり言ってしまうと、どうやら上から下まで、開発からインフラまでマルチにこなせるエンジニアってことらしい。とは言え、この業界あるある的な感じで、明確な定義がある訳ではないため、人によっては多少範囲の解釈が異なることもあるようです。
にしても、おいおいと。
この開発だけど、実際はフロントエンドやサーバサイドみたいな感じで分かれてるし、インフラなんていったらネットワーク、サーバ、ミドルウェア、ストレージ、DB、セキュリティって結構分かれてて、これ全部って…
「え…、わかってて言ってんの!?」って、最初は思ってました。
「インフラエンジニアとして20年以上やって来てる自分からしたらインフラだけでも大変だし、無知にもほどがあるだろ。RPGで言ったら最強職だろ。何しれっと言っちゃってんのよ。」って思ってました。
でも、最近、ちょっと考えが変わって来たんですよね。
結局、これからの時代、こういう若者達が時代を作って行くんだろうなって。
ネットネイティブな、クラウドネイティブな若者達が、自分には想像も出来ないサービスを作り上げて行くんだろうなって。
そして、我々のような年配エンジニアは否定するのではなく、老害になるのではなく、間接的にでも良いから貢献できる環境や仕組みを作って行ってあげるべきなんだろうなと。
なんか、もうお爺ちゃんになった気分です。
俺もどうせだし最強職目指してみようかな〜
いつまでも若くありたいよね。
…という、雑記でした。
次回はクラウドエンジニアについて思うことを書こうかと思います。ご清聴ありがとうございました。