ゼロから体系立てて学ぶCloudFormation(1)
CloudFormationは使い始めるとかなり便利なのですが、私も最初はかなり抵抗がありました。そこで、わかりやすく体系立てて一つずつ順番にまとめていこうかと思います。
まずは、CloudFormationで使用する用語からです。主な用語として、以下の3つがあります。
・リソース
・テンプレート
・スタック
▼|リソースとは
リソースとは、VPC、Subnet、EC2、S3、及びRDSなどのAWSの各機能やサービスのことをいいます。
▼|テンプレートとは
テンプレートとは、どのAWSリソースをどのような設定で使用するのかをコードで記述したものになります。コードは、JSON形式かYAML形式で記述します。
VPCとインターネットゲートウェイを作成して、VPCにインターネットゲートウェイをアタッチするテンプレートなど、自由にAWSリソースを組み合わせてテンプレートを作成することができます。
また、あるテンプレートから、別のテンプレートを呼び出すこともできます。
▼|スタックとは
スタックとは、テンプレートから作成されるAWSリソースの集合体のことをいいます。
テンプレートから作成された各AWSリソースは、スタックというグループにひとまとめにされ管理されます。
このスタックには名前が付けられ、スタック単位で管理が可能になります。
なお、スタックを削除するとスタック内の各AWSリソースもすべて削除されます。消し忘れも防げ、使い始めるととても便利です。