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Palette Parade定期公演 「Start on Parade」#1

今回も備忘録として、


写真

会場の特徴など

継続的に更新している会場の照明リストに書いてこっちにも同じ内容をコピペしましたが、こっちのnote記事のほうが後に書いてて書き足したりもしてるので、たぶんこっちのほうが詳しいです。(向こうは色んな会場について書いてるから1会場の話が長すぎても仕方ないし)

会場の特徴としては後ろの立ち見エリア以外は座りの会場。

引用:https://akibalive.jp/about/

照明としては、屋内としてはかなり明るくてカメコに優しい会場。

明るさ

明るさとしては、F2.8のレンズではISO 2000でF3.2 1/1000程度と屋内の会場としてはかなり明るく、中央付近は照明が明るくてISO 1600程度、端の方ではISO 4000 F3.2 1/1250くらいと立ち位置によって1EV以上の明るさの変動はあるが、ISO 4000のシーンでも立ち位置の違いによる明るさの変動をシャッター速度をいじらずにISO感度で調整していたからISO 4000まで上がってしまっただけで、1/640を基準にすれば暗い側でもF2.8のレンズでISO 2000くらいで撮ることができることを考えると、後方から100-400mmを使用して撮ることもできる。(ここは屋内としてはかなり明るい方だったので、他の屋内の会場でも遠ければ100-400mmを使用していることを考えると、ここでは割と普通に100-400mmを使うことができるなという印象。)

色温度

色温度はシーンによって異なるが3200K-3700K程度で、例外的に5000Kくらいに調整したシーンもあった気がしたがベースは3500K程度で撮るのが良いと思う。ライブハウスでは一般的に3000K-3200Kの頻度が高い来がするので、照明は黄色めな感じがした(現に普段より少し色温度が高めだが)

焦点距離

[立ち見エリア]
後方の立ち見エリアからは200mmではそこまで大きく寄ることができずちょっと物足りなさを感じるので100-400mmでも良いかもしれない。
ヨンニッパとかだと寄りすぎになると思うので、まだほとんど流通してないのと高すぎて買えないがRF 100-300mm F2.8などはこの会場で後方の立ち見エリアから使うのにいいレンズだと思う。

無駄にレンズを運ぶのも大変だし、現実的に何か1本ってなったら70-200mmでok。

今回は踏み台なしで撮ったが、立ち見エリアからは踏み台なしでも普通に撮ることができるので特段の準備は必要ないと思う。

[座席]
柱の後ろあたり(3列目くらい)からだと、70-200mmで焦点距離としてはちょうどいい。もう少し後ろの列だったとしても70-200mmで良い。
座席のエリアの欠点としては、前のお客さんも座っているので、前のお客さんの頭で腰から下が隠れてしまいやすく狙っていた曲のシーンでも他のお客さんに被っちゃってボツになるカットも多々あるので、それを回避するには後方の立ち見エリアからの撮影のほうが歩留まりはいい(70-200mmでは少し遠いが)

ほか

シーンによって程度は変わるが、高周波フリッカーはあるが、参考資料として高周波フリッカーがあるシーンを掲載しているだけで、全体的に撮影カットを俯瞰して見ると高周波フリッカーが問題になるカットは少ないので、この会場で撮った写真を全体的に見ても照明は概ね良好な傾向。

高周波フリッカーはあるが、通常のフリッカーは特に問題を感じなかったのでフリッカーレス撮影は必要ないと思う。高周波フリッカーに関しても軽度で出るシーンも限られるので、高周波フリッカーレスの精度やシャッター速度の制約などの現実的な問題を考えると高周波フリッカーレスもoffかなーという印象。

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