【Canon】低コストで揃えるポートレート向け単焦点レンズたち

注:社外品のレンズは全体的にAFが遅くライブ撮影でサーボAFを使用するにはしんどいレンズも多いので動いている被写体を撮る用途に使用するなら実際に店頭で試してみて購入するなど十分に注意して購入することをおすすめします。


選択肢方法な中古レンズたち

RFマウントでも今年になってついに35mm F1.4が登場して35,50,85,135mmの4種類のLレンズの単焦点レンズが出揃ったが、RFマウントのLレンズは写りはいい反面金額には難がある。

RFレンズは高いが、一眼レフ向けのレンズは市場がミラーレスにシフトしていく今の世間の流れの中で中古なら(中古しかないものも多い)比較的お手頃な値段で入手することができ、例えばRF 50mm F1.2L USMの新品購入費用の32万円があれば中古の一眼レフ用のレンズなら3本くらい買うことも不可能ではない。
50mmレンズ1本しか持ってないよりも、3種類の焦点距離の単焦点レンズを使い分けてシーンによって最適なレンズを使用するほうがいろいろな表現ができるので中古レンズを選択するのも1つの選択だと思う。

35mm

EF35mm F1.4L II USM

この記事を書くきっかけになったレンズだが、これまで値段が高いイメージが強かったEF 35mm F1.4L II USMが中古だと15.5万円くらいまで値下がりしてきていて比較的買いやすい金額になっているので35mmを使いたい人ならアリだと思う。(自分は35mmあんまり使わないからなかなか買う気になれないが)

SP 35mm F1.8 Di VC USD/Model F012E

TAMRONの35mm F1.8は手ぶれ補正も入っていて中古で4万円くらいでお手頃な金額で買えるが、レンズの光学設計も新しくかなりシャープらしいのでおすすめ度は高い。

SP 35mm F1.4 Di USD/Model F045E

Art 35mm F1.4 DG HSM

EF35mm F2 IS USM

50mm(前後)

SIGMAのArtラインは約7万円、TAMRONの45mmは約4万円でお手頃で、手ぶれ補正が入っている。
CanonのEFマウントレンズでEF 50mm F1.2L USMがあり、自分も過去に所有していたが、解像度に難があり開放での描写が甘々で使いづらかったので自分は放出してEF 85mm F1.4L IS USMに買い替えた。

最近のミラーレスのボディはボディ内手ぶれ補正を搭載している機種が多いのでレンズ内手ぶれ補正の重要性はあまり高くないので、この選択肢の中からなら自分的にはSIGMAの50mm F1.4 Artが欲しい。(自分的には50mmはRF 35mm F1.4L  VCMが、これまでの光学性能最優先でサイズを無視した設計の50,85mmなどとは打って変わってコンパクトな光学設計になって、金額もLレンズの単焦点レンズにしては控えめな金額設定になっていて、今後50mm F1.4L VCMが登場するのではないかと噂されているので、そっちに期待している。

Art 50mm F1.4 DG HSM

SP 45mm F1.8 Di VC USD/Model F013E

50mmよりも5mm広いが、5mmくらいならちょっと広くてもむしろラフにとっても許容幅が広くて扱いやすいメリットもあるので悪くないと思う。

85mm

EF85mm F1.4L IS USM

このレンズは自分でも欲しくて買ってみたが、CanonがEOS 5DsRなどの高画素機を出した2015年以降に発売されているレンズで高画素機での使用も想定して設計さていて、レンズの解像度が非常に高く、純正レンズでAFも結構速いのでライブ撮影でもそれなりにAFの歩留まりがあるのでおすすめ度は高い。

Art 85mm F1.4 DG HSM

SP 85mm F1.8 Di VC USD/Model F016E


135mm

Art 135mm F1.8 DG HSM

マップカメラの中古で13万円弱で買うことができる。他の135mm F2などの選択肢は光学設計が古いCanonの135mmくらいしかなく、選択肢が少ない焦点距離領域だ。
解像度の高さで選んだら1990年代に設計されたEFマウントの135mm F2よりも2010年代に設計されたArtラインのレンズのほうが圧倒的に解像度は高いだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?