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心が事実を拒絶する、世界と自分が分離。事実を認める、世界と自分が溶け合う。

10代の子達の言葉から
いろんなことを考える

不登校は『学校に行けば治る』と本気で思っていて学校に行かせようとする

その着地点から見識が変わらない

本質的な部分に目を向けることができない

子供がどんな気持ちでいるのか
子供の心に意識を向けることができていない

それは自分の気持ちにも意識を向けることができていないということ

不登校の子どもに問題があるのか

それとも大人に問題があるのか

事実を認めることができない

そんな心の状態

人間なら誰にだって有り得る状態

事実を拒絶したまま
日々を送ることは可能だ

誰かから吹き込まれた根も葉もない話が
自分の信念になってしまってる人もいるかもしれない

人それぞれ
どう行動しようと
どう判断しようと
どう発言しようと
それは本人の勝手にすればいいかもしれない

『意思の疎通』ができない

それはもはや
世界の端っこ

それ以上広がりがない
広がりようがない
自ら広げることを拒否しているわけで

そんな状態で
日々誰かと暮らしていれば
ぶつかるのは当然
あるいは岸壁にぶつかる大海の荒波を想起させる

コミュニケーションは
生きていることを証明してくれる

『意思の疎通』を拒否し
他者との関わりがなければ
自分の世界は
広がりようがない
自分の文化が強まっていくのみ

事実を認めることができるかどうか
できなければ
できるまで
もがく

事実を認めることができる心は
世界と自分の一致に繋がり
それは
コミュニケーションを可能にする心とも言え
他者との『意思の疎通』を可能にする

他者を受け付けようとしないスタンス
それがジワジワ世の中に浸透している気がしているが

それがいかに
生きることを苦痛にするか

あるいは
今現在抱えている苦痛から目をそらすために
他者を受け付けようとしないスタンスをとるのか

どうでもいいけど

今この世界に最も必要なのは
やっぱり
コミュニケーションの基礎的なこと
だと思う

それが何よりも最優先だと思う

あるいは

『事実を認めることができる心』に辿り着くことが何より大切
と誰もが分かっている

そんな世界がいい

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