熱海の斉藤栄市長と電話
熱海の斉藤栄市長とお電話しました。物資は市役所に一杯に積み上がってその整理に職員が追われている。準備が整ったらボランティアを派遣して欲しい。
斉藤市長は東北の支援にも熱心でした。写真は古いですが2011年5月。陸前高田市の戸羽市長を東京に迎えて支援を話し合った会議、その名もハートタウンミッション。後列に(背の高い)斉藤市長。当時まだ内閣府にいた私も前列に。この会議は武雄市の樋渡市長(当時)に誘われて参加したけど、思えばこの10年前の会議が私の人生のターニングポイントでした。
斉藤市長の言葉どおり、物資(飲料水、食品、タオル等)については現在沢山届いているためこれ以上は不要。掛川からも送るのは見合わせます。掛川市では市役所や接種会場に募金箱を設置しました。募金へのご協力をお願いします。あるいは、ふるさと納税をお願いします。
生鮮食品の送付はやめてくれ、という話があったので思い出したのですが、陸前高田の時に大量のじゃがいもが事前の連絡もなしに届いて困ったことがありました。その受け取り先を朝から晩まで必死で探す職員が気の毒で仕方がなかったです。必要ないものを送るのはやめましょう。
首長の皆さん、状況が落ち着いてきたら被災家屋の罹災調査や災害がれきの処理などのための職員派遣を検討しましょう。ワクチンなどでどの自治体も忙しいけど被災地はもっとしんどい。
明日は我が身。斉藤市長をみんなで支えましょう!
まとめになりますが、熱海への支援は、今は物資はやめて義援金やふるさと納税をお願いします。ボラが始まれば物資も必要になるかもしれないから、集めた物資は送らずに手元で保管されるようにお願いします。
掛川市から熱海市へ4日間派遣された消防隊から報告を受けました。捜索や土砂のかき出し作業を1日中続けると現地ではかなり暑くなり、トイレにも行かないほど汗びっしょりだったとのこと。(水分補給はしっかりして欲しい!)
天候が回復すればこれからは一層の暑さ対策、熱中症対策も必須ですね。アイスパックを身につけて作業すると良いなどとも話し合いました。
帰任する前には開放されていた熱海の温泉で汗を流してきたとも。さすが温泉地! 地元の皆様にも感謝します。
引き続き、交代して隊員を派遣します。みんなで応援しましょう!