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「Japanese Rock 80’s on Radio」8回目 <ソウル・ファンクの影響を受けたロック>特集・選曲リスト

11月7日のコマラジ、「Japanese Rock 80’s on Radio」8回目は、ソウル・ファンクの影響を受けた80年代ジャパニーズロック特集でした。

ストレートにわかりやすいやつはなるべく避けましたw
アナログはデータ化する時間がなかったので、CD音源のみでした。

てつ100%的なやつまで含めれば、ネタはまだまだあるのでまたやりたいなぁ。


M1 浜田麻里「Voice Of Minds」(87年)
 『In The Precious Age』より。LA録音で、バックのメンバーもズンドコ一辺倒だったジャパメタにシンコペーションを入れてAOR化。黒くはないんだけど、8ビートを離れて16ビートに移行してハネはじめたという点で。

M2 44 MAGNUM「Stop This Love」(88年)
 隠れ名作『EMOTIONAL COLOR』より。BOOWYのようなビートロックに転向したかと思ったら、ドラムは打ち込みにして一気にブラコンまでいっちゃったっていう。

M3 BOOWY「DANCE CRAZE」(85年)
 『BOOWY』より。ベルリン、ハンザ録音。クラフトワーク+ナイル・ロジャースだと思うんですよ。

M4 原田真二「SUBWAYの夜明け」(85年)
 『Magical Healing』(85年11月1日発売)より。プリンスといえば原田真二です。アルバムの後にシングル「寒がりのVOICE」(86年3月5日)のB面に収録。「寒がりのVOICE」は作詞:安藤秀樹、作曲:原田という吉川晃司「キャンドルの瞳」(86年1月1日)を作ったコンビ。「キャンドルの瞳」のB面は岡村靖幸の「奪われたWink」、と『Purple Rain』の余波がここまで繋がっていくという話。

M5 久保田利伸「MIXED NUTS」(90年)
 『BONGA WANGA』より。ハードロック系P-FUNKからのGO-GO。リード・ギターに Vernon Reid(Living Color)、ベースにBootsy Collins、ドラムが Anton Fig と William “Juju” House(E.U.)。George Clintonもこの曲だったかな。アルバムの他の曲にはCharlie Singleton(Cameo)も参加。

M6 てつ100%「私の自転車」(87年)
 『あと3cm』より。菅野よう子さんです。JBマナーのファンク。実は80年代は王道のファンクをやってたバンドは多いです。北村さんの選曲。

M7 ニューエスト・モデル「渡り廊下にランプを」(92年)
 『ユニバーサル・インベーダー』より。サルサ・ファンクっていうか。イントロがBeginning Of The Endのアレなんですよw

M8 ZELDA「Black Boy Bad Baby」(88年)
 『Shout Sister Shout』より。ニューウェイヴからファンクに移行する過渡期のブラックロック。

M9 RCサクセション「キヨシローのMC」(80年)
 最後は曲をかけずにコレでw 有名な「愛し合ってるかい?」の元ネタです。久保講堂での『RHAPSODY』の完全版『RHAPSODY NAKED』に収録された「スローバラード」の前のMCが、OTIS REDDING『Historic Performances Recorded At The Monterey International Pop Festival』(70年、録音は67年。ジミヘンとカップリングのやつ。映像もあり)の「I’ve Been Loving You Too Long」のMCとバックで流れてる音の感じから流れまで同じ。「愛し合ってるかい?」は「We all love each other」の意訳ですね。



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