【FX 勉強会】パターンエントリー〜三尊・逆三尊〜
パターンエントリー
今回は『三尊・逆三尊』です。
こちらも鉄板のパターンですよね。
ここでは「三尊ってなに?」という初歩から三尊が下落しやすい原理までを優しく解説していきます。
三尊・逆三尊
エントリーパターンとして鉄板中の鉄板のダブルボトムを前回に学びました。
同じく三尊も鉄板ですが、ダブルボトムよりトレンド転換の可能性が上がるのはこちらの形です。
まずは、三尊の特性を見ていきましょう。
三尊ってなに?
僕はいつも三尊(さんそん)といってますが、本当は「三尊天井」「ヘッドアンドショルダーズ」と言います。
めんどくさいの略して三尊と呼んでます。
三尊天井は読んで字の如く天井を表す形ですね。
また、逆にボトム(底)を表すのが逆三尊です。
英語で言うと、「逆ヘッドアンドショルダーズ」と言います…あれ?英語じゃない笑
では、基本から学んでいきましょう。
まず三尊とはチャートが人間の肩より上の部分のイメージを描く様なものを言います。
左肩/頭/右肩を描いて下落する、と言うものです。(逆三尊はその逆の動き)
図にあるように、中心の大きな山を挟んで左と右に小さめの山を作ってから下落する形ですね。
この場合、エントリーできるのは③の動きです。
①②は上昇トレンドの動き。
その後、黄色丸への深めの押しを付けると次の上昇は①の高値が意識されて下落していく…と言うものです。
これが基本的な動きですね。
今回の図では①と③のネックラインに丸をつけてます。
赤丸、黄色丸の安値が揃ってるパターンですね。
これにはいろんな形があります。
赤丸より黄色丸の方が上にある場合、赤丸より黄色丸が下にある場合。
下落しやすいのは赤丸より黄色丸が下にある場合ですね。
どうして下落しやすいのか?その理由を解説しますね。
ダウ理論
ダウ理論はトレードをする上で基本中の基本です。
ただ、初心者はしっかり勉強してる人が少ないのも事実です。
ダウ理論の中に
・トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
と言うのがあります。
ダウ理論では、上昇トレンドは「高値と安値がそれぞれ切り上がる」、下落トレンドは「高値と安値がそれぞれ切り下がる」と定義されています。
そして「明確な転換シグナル」が発生しない限りこれが継続すると考えます。
では、「明確な転換シグナル」とは何か?
①上昇トレンド時→安値が切り下がる
②下落トレンド時→高値が切り上がる
この場合を言います。
ここで先ほどの図を思い出してください。
三尊の右肩ネックラインの黄色丸が、左肩ネックラインの赤丸を下回ると安値が切り下がるという動きになります。
つまり、ダウ理論でいう上昇トレンドが終わるということです。
三尊が下落しやすい理由は、『ダウ理論に沿った誰もが下落するだろうと思う形』だということです。
もちろん必ず下落する訳ではありません、あくまで下落の可能性が高いということです。
相場に絶対はありませんので。
三尊が下落しやすいのは、「ダウ理論」に沿った考え方だということがわかりましたね。
FXは知識が全てです。
少しずつでいいので、どんどん知識量を増やしていってくださいね。
ダウ理論に関してはわかりやすい動画もご用意してます。
神回と呼ばれた動画ですので、よかったらご覧ください。
こちらからご視聴いただけます。