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夏のある日、二日目(2024年8月20日)

 二度手間になるって、メンタルにくる。でもそう思うのって、心当たりがあるから。

 なぜか。作業を早めようとするあまり、作業の目的が終わらすことになってしまうから。木の添景ひとつとっても、それはどのように使われるのかを想像、踏まえたうえで作成しなければならない。まずは言われたとおりにやる、これが今日の収穫。

 今日も所員の方々はテキパキ動いていた。それぞれが未来への歩みをゆっくりと進めているのだろう。
 事務所には訪問者がやってくる。ボスは学生や先生といつもの語り口で対話する。言葉選びが優しい。

 「共感できない」「腑に落ちない」。ボスであると同時に、人間同士のコミュニケーションを大事にしようという意識が垣間見える。意見を表明しながら、さらなるアイデアを求める言葉は勉強になる。

 所員の方ともっと話したい。その思いが強くなってきた。その本棚の本はいつ読むのか、根本にある原動力は?、いろいろなことが気になり始めてきた。

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