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夏のある日、七日目(2024年8月27日)

 建築を勉強するとは?
この疑問は簡単に解けない。

 建築の物理的な構成を覚える、思想の理解を深める、自分からでるセンスを見つけ磨くこと。

 1+1=2になることの原理を学びながら、なぜ1と1を足すのか、そして自分だったら足すのではなく割るにしたいのか、最後に1とはなにか、この式が成り立つ構造システムを概観し、構築性を強めるのかあるいは脱構築していくのか、そういった流れとそれを構成する粒子に目を向ける横断性が大切なんだなと学ぶ。
 
 1とはなにかを学ぶことはつまり過去の建築を学ぶことである。したがって、これは建築コミュニケーションにおける共通言語となる。世の中の実作を学ぶことの意味を初めて実感した。

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