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50's DEADSTOCK french atelier coat
今日は先日パリの蚤の市で購入した
50's DEADSTOCK french atelier coat
の紹介をしていきます。
購入の経緯からだらだらと綴っていきますので
お時間のある方は是非最後まで読んでいただければと思います。
....
僕がアトリエコートに魅入られたのは、確か高校生の頃。
コートだけどもどこかカジュアルに感じる雰囲気があり、
さらっとカットソーの上から羽織った時の肩なじみの良さや、動いた時の軽やかな色気も感じられるアトリエコート。
一瞬で虜になりました。
高校生の頃 (13年ほど前) 、今はなき原宿のヨーロッパ系ヴィンテージを取り扱っているお店でたくさん見かけていたのですが
当時の僕には金額も高く購入する事は出来ませんでした。
時は流れ2019年になり、
中目黒のJANTIQUESにて
グレーまでフェードしているアトリエコートを購入しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99918213/picture_pc_7ea6c8bfd74534c3706af0483868fd33.png?width=1200)
(中目黒JANTIQUESにて)
この頃は、solt and pepper (通称ごま塩)
の個体も年々高騰していて、且つ数も減ってきていたため、自分に合うサイズを見つけるのが困難でした。
(身長が187cmもあると古着でいいものを見つけるのがとても大変なんです。。)
なので、自分のサイズに合っていて、いい感じの風合いなグレーのこのコートを購入しました。
そして2023年、、
ついに本場のフランスでDEADSTOCKを購入する運びとなりました。
モデルをしている自分は、ヨーロッパのショーに挑戦する為、コロナ禍になる前は毎年2回パリへ行っていました。
現地に平均で約1ヶ月程滞在するので、オフの日なんかは古着屋を巡ったり、蚤の市に足を運んだりしていて、、
おかげで当時の土地勘がまだ残っていました。
今回パリでの撮影が決まり、そして1日あるオフの日がなんと日曜日。
蚤の市は週末のみ開催。
こんなベストタイミング逃すわけには行かないと思い、早起きしてパリのクリニャンクールの蚤の市へ向かいました。
昨今ではfashion youtuberの方々の影響で、フレンチビンテージが人気になっていますよね。
俗に言うフレンチビンテージ、アンティーク系のお洋服を扱っているショップを覚えていたので、そこのショップへ足を運びました。
今回蚤の市で買いたい物をある程度リストアップしていたので、そちらの有無を店主の方に尋ねてみたところ、、、
「アトリエコートは今ないのよ」
とのこと。
他に買いたい物はそこで買えたのですが、アトリエコートは見つからず落胆しそうになりそうなその時。
「あたしの友人のお店で確かDEADSTOCKが一点入ってたわ。今朝見かけたの。そこに行ってみる?」
まじすか。しかも連れてってくれるんですか。
そちらのお店では娘さんも一緒に働いているので、娘さんに案内するよう促してくれて、ご友人のお店に向かいました。
試着させていただいたところサイズはピッタリ。
無事購入できました。
前置きが長くなりましたがそれがこちらのアトリエコートになります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99919655/picture_pc_c0d18776d07872e7037889157467aae2.jpg?width=1200)
僕が持っているグレーとは大違いで、デッドストックとだけあって生地がパリッパリです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99919713/picture_pc_c7a9cb95df5ff505a23443de26e031fc.jpg?width=1200)
古着でありがちなベルトの欠損もありません。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99920366/picture_pc_1c679aad9261cc7e143a1578fe937f44.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99920364/picture_pc_e1b4b8243842297f5e84bb9ad148ee7d.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99920367/picture_pc_9db59d9c92497f7c0f35c5779eff3af1.png?width=1200)
寄るとこんな生地感です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99919764/picture_pc_3c83add4f968c6f22c08d057bcfee68d.png?width=1200)
ボタンがあまり古くなさそうなので年代は僕が思うに60年代頃な気もしますが、店主の方は50'sと言っていた気がします。
タグ等もついていないので、年代判別する基準が少ないのですが、僕は古い物が正義!というスタンスでもないのであまり気にしません。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99920063/picture_pc_d2b9ca5bd26b8e3dd49b845c7bbc28d4.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99919996/picture_pc_ef7d22a1a4db14481033f073dc8e7e34.png?width=1200)
この辺りにもタグ等はありませんね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99919997/picture_pc_d100291856f118836b5350d26d9779cb.png?width=1200)
他のワークジャケット等にも言えますが、30's 40's のものだとVポケットのモノもあると思いますがこちらはシンプルなポケット。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99920065/picture_pc_6b8b8e9cda4628578e79a813bf3f403f.png?width=1200)
内側の縫い目はこのような感じです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99920640/picture_pc_9e7caeba8fc84947953a3736aeaa40c0.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99920650/picture_pc_a2c9fbbe63c59b0aeb6930e21e368ec0.png?width=1200)
袖口は折り返されたデザインのものもありますがこちらはシンプルな袖口。
春先になったら腕まくりして時計やアクセサリーを見せて着るのも良さそうです。
という感じで僕が購入したアトリエコートはこのようなディティールでした。
気になるお値段は150€ (買った時の1ユーロが139円だったので20850円)でした。
デッドストックなのでパリパリですが、月日をかけてクタクタに着ていけたらいいなと思っています。
次回は蚤の市で買ったモールスキンのジャケットを紹介します。
ご一読ありがとうございました!