JETSTARを降りたら痴漢呼ばわりされた話
2019/12/22の熊本から成田行きのフライトを降りた際に起こった話です。
事件の経緯
最高すぎる九州旅行(今年3度目)を終え、成田に婚約者と最高にハッピーな気分で降り立って直ぐに事件は発生しました。
帰路につこうとエスカレーターを下っていると、降り口付近で手すりを手で「パン!パン!」と叩きながらこっちを凝視している男がいました。
僕「危ない人がいる」
怖くなった僕はフードを被り、イヤホンから流れる音楽のボリュームをあげて可能な限り「絶」モードを発動。そのままエスカレーターを降りようとしたのですが、どうやらその人は僕に対して何かを言っているようだったのでイヤホンを外すと・・・・
手すり叩き男「あなた痴漢か何かですか?」
と言ってきました。
訳が分からず、何か勘違いをしてるんだろうと僕は思ったので
僕「どうしてあなたは僕を痴漢と思ってるんですか?」
と冷静に返してみました。
話を聞くとその男の連れの女性が飛行機で僕の席の前に座っていたようなんですが、シートの腰の方に自分の膝が当たっていたらしくその事で僕を痴漢呼ばわりしたのです。
僕はこの時点でこの人の事をかなりカワイソウな人として認識しました。
それに対しての自分の言い分はこうです
・故意ではない事
・JETSTARのシートは普通よりもかなり狭く、自分は183cmなので前のシートに膝が当たるのを回避するのは不可能であること
・自分も婚約者もよくJETSTARを利用するが今回のフライトも含めて実際に自分も後ろの人の膝が自分の腰に当たることを感じていた事
しかしながらこの男はすでに頭に血が上っていたようで、
「カンケイネー」「カノジョガイヤガッテルダロー」と僕の顔付近でオラついてきました。
もうコイツは何を言っても耳を貸さないし、本当にカワイソウな考え方しか出来ない人だなと感じ
「こいつと関わる時間の全てが無駄だ」と心の中で3回唱えて
自分は感情的になるまいとヨガっぽい深呼吸(よく分かってない)を数回繰り返しました。
僕「実際に女性が嫌な気持ちになっていたのは理解できるので、それについては謝罪します。ただ自分を痴漢呼ばわりした事はどう考えても納得できない」
と言うと
男「彼女は実際に嫌な気持ちをしている、それに関して文句があるなら彼女に言え」
と発言
こんなに残念な人間が存在していた事に僕は驚愕しました。
痴漢呼ばわりしたのはお前だし、俺の事を本当に痴漢だと思っているならそんな事はさせるべきじゃないだろう。
もう発言する気も失せて、お手洗いに行かれていたその女性が戻ってくるのを待っている間もその男は僕に見事なイヤミ顔で
男「キヲツケタホウガイイスヨ」「キヲツケタホウガイイスヨ」「キヲツケタホウガイイスヨ」「キヲツケタホウガイイスヨ」
と井上尚弥選手並みのパーフェクトジャブを打ってくる。
女性が現れたので、
僕「故意ではありませんでしたが、嫌な思いをさせてしまったようですみません」
と謝罪を行うと
女性「自分も気づいた時点で言えばよかったです、すみません」
と物腰柔らかな感じで、丁寧に謝罪を返してくれました。
おいおいおいおい!!!男!!!!!!!!
これどう考えてもお前が勝手に感情的にテンアゲ↑状態になって、勘違いの正義の剣をアホみたいにブンブン振り回してただけじゃねえか!!
もうこの時点で僕は怒りテンアゲ↑状態になってしまい、これ以上見事なイヤミ顔を見たら自分をコントロールできる自信がなかったので顔を下げて直ぐにその場を婚約者と立ち去ろうとしました。
すると今度はその男が自分の婚約者に対して
男「キヲツケタホウガイイスヨ」「キヲツケタホウガイイスヨ」「キヲツケタホウガイイスヨ」「キヲツケタホウガイイスヨ」
と2R目のパーフェクトジャブ。
男の要求であった、謝罪を8万歩くらい譲歩して飲んでやったのに対して、この追い打ちはどう考えても、自分と婚約者に対して「嫌な思いをさせてやろう」という狙いの行為と思います。
本当に許せませんし、人に対して「怒り」ではなく「憎しみ」という感情を抱いたのは小学生の時めちゃくちゃグレてた兄貴に対して抱いたぶりです。(今はめっちゃ仲良し。また帰省する時に兄貴と一緒に飲むのが待ち遠しいです。)
なぜこれを書こうと思ったのか
どうしても消化しきれない怒りがまだ残っているので、文章化してこの気持ちを消化したくなって書きました。理想では「よく我慢した!」とか「そいつぁ許せねぇ!」みたいなリアクションが来ると嬉しいなと思ってます。
そうでなければ、自分にも反省する点がまだあると言う事になるのでいい検証になるかなと思いました。
そして、感情的になっている人と関わることの不毛さを伝えたいと思いました。僕はエンジニアなので、物事には基本的には原因があると思っています。それを見誤って感情的になったこの男性の事を非常に残念に思います。
感情的になっている人と関わるとその感情が伝染すると思っています。挑発をしてくる人なら尚更。
自分が意識的に感情をコントロールしようと思わなかったら、恐らくこの男性をぶん殴って成田空港内のお巡りさんに捕まってたと思います。この男性が関わってきた時点でその最悪のパターンをイメージしていてよかった。
とにかくこんな人に出会わないことが何よりですが、出会ってしまっても感情的にならないように何卒お気をつけください。
あとがき
飛行機に乗る直前にサウナの聖地「湯らっくす」でTTNEをキメて、
更にその後乗ったタクシーの運転手さんと「結婚する娘の親の気持ちと現代の結婚観」について話し合うくらい仲良くなってなかったら、危うかったかも。笑
色々あったけど、僕の愛する九州に格安で連れて行ってくれるJETSTARには感謝しかない。
贅沢を言うと、シートの腰部分をもう少し厚くしてほしい!あれは本当に不快だから!
みんな九州いけ!天国だから!
この後自分が「憎しみ」という感情をどう解放したのか、と
行きの空港でのホッコリ(?)話もあるので執筆中です。
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