こどもの撮影とOM-3発表
ピンボケのカバー写真は実家に眠っていたオリンパスOM-1です。40年近く前、小学生の時に中古品を購入したものが残っています。当時は藤井旭さんの書籍「星になったチロ」に惹かれて子供ながらに星野写真に挑戦していました。
カメラとサイズについて
さて、2月6日にOMデジタル(オリンパス)から新カメラOM-3が発表されました。
OMデジタルがもつフラグシップ機OM-1(613g)、OM-5(414g)の間をついた、OM-5(496g)となっております。重量に影響するのはレンズが一番ですけどね。
カメラ店の売り場をみると、センサーサイズの世の中はフルサイズセンサー全盛のようです。だいたい、こんな感じの売り出し方で。
きっと、スマホの進化のためにカメラのマスマーケットがを失い、死中求活を見出そうとした結果だと思います。
スマートフォンは、小ささを求める要請のもとデザインしていますから、大きなセンサーにはなかなか手が出ません。だから、そこを逆手に取って、「センサーサイズ=画質」とマーケティングのキーワードを設定して戦おうとしているようです。
しかし、私にはカメラの進化がなんだか恐竜化しているように見えます。
そして、フルサイズは重たいんですわ。
子供達と、週末お出かけしようっていうと、だいたいOM-5が出番になります。
自宅は高性能だけど大きくて重いEOS R5MarkIIが出動しないまま防湿庫で鎮座しています。
R5 Mark IIはAF速度、精度が速いのですが、これで人間を撮ろうとすると、たいていの素人被写体は鈍器が出てきたと思って構えます。
キヤノンはAF、筐体のボタン配置、メニューがなかなか優秀で諦めきれませんが、いかんせんレンズを含めてシステムが大きい。
OM-5はこのサイズで手ぶれ補正が入っていて、なかなか驚異的な機種です。。。が、このOM-5もUSB-Bだったりメニューが古かったりと、時代を感じることがでてきているのも確かです。
そんなわけで、OM-1とOM-5の間を狙ったように見えるOM-3は楽しみですね。
(カメラ性能の解説は他の方がいっぱいしていると思うからお任せします〜)
実際、OM-3を買うか?
OM-3レンズキットを買おうとすると、ポイント考慮しても26万円するんですよね。ボディ単体でも23万円。これまでレンズを揃えていなかったら、この予算があって、カメラを始めるぞーって人は、普通に考えて、ソニーのa7CII買うと思うのですよね(笑)
まず、このOM-3は、デザインにお金を払うんでしょうね。そう思うと、好敵手はニコンZfかもしれません。とはいえ、ベースがフラグシップ機のOM-1譲りなので、性能はかなり良い方です。私はライブGNDやAF性能がかなり気に入っています。
そんなことをつらつら書きましたが、とりあえず、予約は入れましたー。3月1日ー6日まで出張のため発売日の受け取りはできないのですが、とにかく、パソコン前で悩むよりも今あるカメラで撮影に出かけた方が100倍生産性が高いでしょう。ゆっくり待たせていただこうと思います。