会社を本当に辞めるべきか?迷ったときに確認する方法とは?!
会社を辞めたいと思うときに確認するべき5つのこと
あなたは会社を辞めたいと感じていないでしょうか。
会社を辞めたい、仕事を辞めたいと感じるのには2つのパターンがあり、1つは突発的に辞めることを考えるパターン、もう1つは我慢してきて爆発するパターンです。
どちらにせよ、しっかりと準備をしてから退職する人は多くありません。
だからこそ、会社を辞めてから後悔してしまう人が後を絶たないのです。
そこで今回は「会社を辞めたい!」と思ったときに確認しておくべきことをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
会社を辞めたいと感じたときの確認事項
会社や仕事に対して本当に望んでいることを認識する
転職先に望む未来があるのかチェックする
会社を辞めた後のお金の有無
辞めたい理由に対して、本当に改善できないのかもう一度確認する
次の就職先が決まっているかどうか
会社や仕事に対して本当に望んでいることを認識する
人によって仕事に望むことは全く違う。例えば、仕事のやりがい>給与(やりたい仕事であれば、必要最低限以上の給与は望まない)である人もいるし、その逆の人もいる。
正解はないため、自分が仕事に求めるものを把握し、自分の意思を定めなければいけない。
その上で“仕事を辞めたい理由”の方が勝っているのであれば、そのときは仕事を辞めるべきだ。
出典 仕事を辞めたいと思ったら確認すべき7つのこと
今の会社自体には何の不満はないけれど、職場の人間関係がちょっと悪くて、馴染めないから辞めたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。
もしそうであれば、そんな理由で会社を辞めてしまうと必ず後悔することになるでしょう。
あなたがもっとも優先したいことができている会社であるなら、多少我慢してでもその場にいるべきです。
世の中は諸行無常なので、常に変化し続けます。
その変化の中であなたの優先順位が変わった時に、はじめて実行に移すのが無難な選択です。
転職先に望む未来があるのかチェックする
「会社を辞めたいか」という問に対して、「はい」と答えたのは36.1%。
35歳以上のサラリーマンの3人に1人が「会社を辞めたい」と回答している。
しかし、これだけの人数が転職に一縷の希望を持つなかで、はたして本当にアラフォーは転職で幸せになれるのか?
出典 35歳以上の3人に1人は「会社を辞めたい」
日本社会の雇用形態や組織構造に大きな転換を迎えている現在、大企業の人でも転職を視野にいれる『国民皆転職時代』に突入しています。
転職がチャンスになる中高年も多くいますが、逆にそれが落とし穴になってしまう人もいるんです
出典 35歳以上の3人に1人は「会社を辞めたい」
転職すれば何とかなるだろうという安易な考えを持っている人はたくさんいます。
しかし、そのような人ほど何とかならないのが現実です。
そもそも、実力も実績もない人が転職に成功するわけがありません。
転職はチャンスであると教えられることもあるかもしれませんが、
しっかりとあなた自身の実力と、求める会社の基準を確認してから行動するべきでしょう。
会社を辞めた後のお金の有無
辞表を出す前にぜひ考えてほしいことがある。それは、退職後の資金計画だ。退職後の収入と支出を把握して、本当に生活できるのかどうか、しっかり確認しておこう。
出典 会社を辞めたい! 充電中の生活資金はいくら必要か
退職時から退職後にかけて入ってくるお金は主に2つ。「退職金」と「失業給付金」だ。退職金については、会社によって事情が大きく異なっている。
勤務先から実際に退職金がもらえるのか、もしもらえるなら金額はどのぐらいか、事前に調べておくことは重要だ。総務部に聞くのがためらわれるなら、就業規則で大体のところを確認しておこう。
出典 会社を辞めたい! 充電中の生活資金はいくら必要か
次の会社が決まっていないと、どうしてもお金の問題は無視することはできません。
毎月、一定のお金が入ってこない事態に直面すると、精神的にも穏やかではいられませんし、効率的な転職活動ができません。
そんなときにチェックしておきたいのが、退職金と失業給付金です。
これで何とか当面の生活を維持することができるのであれば、必ず確認しておきましょう。
ただし、失業給付金をもらうとなると、再就職するのに時間がかかるので、キャリア的には不利になる可能性があります。
なので、一番ベストなのは、会社を辞める時に一定額の貯金があることです。
一般的には、給料の1.5か月分以上が望ましいと言われています。
給料の1.5か月分以上の貯金がある
会社をやめたとしても「最低限の生活」に支障はない・・・とはいえ、たとえば車のローンがあるとかクレジットカードの支払が遅れてやってくるとか、そうはいっても次の仕事を探すまで物入りだったりするわけです。
となると今の給料の1.5か月分ぐらいは最低でも貯金が欲しいところ。
出典 会社をやめたい?!「本当に今、会社をやめるべきか」がわかる7の質問
辞めたい理由に対して、本当に改善できないのかもう一度確認する
人間関係が悪く会社を辞めたいと思ったら、そもそも誰との人間関係が「悪い」と感じているのか、そしてその人間関係を改善する努力をしたのか、努力の結果、やはり改善の兆しすらなかったのか、はたまた少しは光明が見えてきたのか。
この就職難のご時世で何も考えずに辞めてしまう前に、考える必要がありますね。
出典 人間関係が嫌で会社を辞めたい時の対処法
始めたばかりのキャリアをすぐに閉じるというのは、正直あまりおすすめしません。
しかも何か次の道ややりたいことがある場合ならともかく、「今が辛いから漠然と辞める」というのは危ないと思います。
理由としては、まず普通に大変であることが挙げられます。周囲の人に迷惑と心配をかけまくります。せっかく仲良くなれた大事な同期と、仕事の合間の心のオアシスランチにいけなくなります。お金がなくなります。そして何より、やっぱり心にずっしりと不安がのしかかります。
出典 今、会社を辞めたいと思っている新卒へ、辞めるまえに一旦考えてほしい3つのこと
会社を辞めたい理由はたくさんあり、その内容も人それぞれです。
もちろん、もう我慢の限界だ!というケースもあるでしょう。
しかし、あなたはそれに対して、真っ向から改善しようと努めてきたと言えるでしょうか。
胸に希望を膨らませてせっかく入社した会社で、給料も悪くなく、仕事にもやりがいを感じている。
一つ問題なのが、上司との相性。
こんな時にはどうしても上司の相性だけにフォーカスをしてしまい、他の良い部分が見えなくなっています。
それで別の会社に入ったとしたら、次は仕事の内容や給料面で不満が出てくるかもしれません。
そんな未知のリスクをかけるぐらいなら、今の1つの問題を全力で解決に当たったほうが、合理的ではないでしょうか。
もしかしたらあなたは冷静な判断ができなくなっている可能性があるので、今一度、会社のメリットやプラスポイントを再確認してみることをおすすめします。
次の就職先が決まっているかどうか
勢いで辞めてしまって、次の就職先が見つからず困ってしまう、なんてことのないように次の会社への入社が確実かどうかを確認してから、退職の意思を伝えましょう。
また、「辞めたい」という思いがあるとつい口に出てしまいがちですが、言った途端に評価が悪くなることもあります。さらに、次の会社の面接でいい感じだったからといってもまだ確実でないのなら口にしてはいけません。
退職するということは、次の会社が確実に決まったことを確認してから言いましょう。
出典 会社を辞めたい!と思ったときに確認すべきポイント
先述でも触れた、お金の面などで苦労をしたくなければ、予め就職先が決まってから、会社を辞めたいことを伝えるべきでしょう。
通常の業務をこなしながらの、転職活動は想像以上に大変です。
多く人が挫折してしまうぐらい過酷なものです。
しかし、それを乗り越えることができるからこそ、安心して次のステップに進めるという恩恵を受けることができるのです。
辛いのは一時の問題なので、気持ちをしっかりもって、業務と転職活動の2つを同時にこなすほうを優先して考えるようにしましょう。
会社辞めたい病を乗り切るコツ
一度、会社を辞めたいと感じてしまったら、なかなか元の状態に戻るのは困難を極めます。
いわゆる「会社辞めたい病」にかかってしまった人は、そのやる気のない状態のまま、会社を辞めるわけでもなく、気合を入れて仕事をするわけでもないどっちつかずな状態になり、多くの人に迷惑をかけます。
できることなら、それを早く克服するようにしたいところです。
過去の栄光を思い出す
今まで、いろんなことをがんばってきたあなた。今は仕事を辞めたくなってしまっているかもしれませんが、うまくいっていたときだってあるはず。その頃のことを思い出してみて!
ポイント;今は何かがうまくいかなくなっているかもしれないけど、そう思うのは以前はうまくいっていたから。そのころの前向きな自分を思い出してみて。また自信がわいてくるはず!
出典 誰でも一度は経験する、仕事辞めたい病発症!どうやって乗り切る!?
会社辞めたい病を乗り切るなら、以前輝いていた自分の姿を思い返してみるといいでしょう。
過去の栄光を引きずることは良くないこととされていますが、すべてがそういうわけではありません。
あの時の自分にできて、今の自分にできないことは絶対にありません。
それに気付くためにも、どんどん過去を思い出しましょう。
同じ職場のやる気のある人の近くで過ごす
仕事辞めたい病を克服したいなら、同じ職場や取引先に仕事で頑張っていたり成果を上げたりなどして輝いている人がいないか探してみましょう。
あなたが辞めたいと感じている仕事でも、生き生きと働いている人がいるかもしれません。
そういう人がいるという事は、今のあなたの仕事や職場はそう悪いものではないのかもしれません。
どうしてその人が楽しそうに仕事をしているのか、それを考えてみる事で自分も同じようになれるかもしれないのです。
出典 仕事辞めたい病を克服する方法5つ
人の持つ影響力というのはとんでもないものがあります。
それは、プラス面でも、マイナス面でも同じぐらい強大なエネルギーがあるのです。
ものすごく機嫌が良かったのに、根暗でマイナス思考の人とずっと一緒にいたら、あなたまで同じようになってしまいます。
その逆もまたしかり。
この作用を上手に活用しましょう。
常にやる気のある人のそばにいると、自然と伝染していきます。
それが続けば、いつの間にか会社を辞めたいという気持ちは薄れていることでしょう。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。
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