🏆高松宮記念🏆【全頭診断】

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中京芝1200ｍ　とは

高松宮記念が行われる中京芝1200ｍの最大の特徴は

下り勾配のスパイラルカーブ。
ここで加速したスピードを維持する持続力が強く求められる。
コーナー角度がきつくなる為、
外に膨れやすく壁を作れる内（枠）の馬が有利。
直線400ｍ、高低差2ｍの登り勾配。

※内有利　※逃げ先行有利

Point.1   狙うべき血統

高速ラップを持続する能力が求められる高松宮記念。
好走血統にクセがある。
アドマイヤムーン産駒が2勝。
他コースのGⅠではほぼ出走すらしていない種牡馬。
また平場成績を含めてもロードカナロア産駒が圧巻の成績。
ビッグアーサー（サクラバクシンオー）やスパイツタウン、スキャットダディーなど現役時から1200ｍ実績を持つ種牡馬が好走。
逆に溜めを効かせる瞬発力タイプが多いサンデーサイレンス系は大苦戦。

Point2 枠

2021年～現在　中京1200ｍ　枠別成績

回収値に注視しても断然内枠期待値の高いレース。
1200ｍのスプリント戦だけに僅かな距離ロスの影響が大きい。
かつスパイラルカーブの中京1200ｍ
外をぶん回して捲っていくには区間ラップが早いし
同じく外を追走していくにしても内を走っている馬が外に膨らんでくるためやはりロスが生まれる。
内枠＞外枠というのは必ず覚えておいて欲しい。

Point.3   馬場傾向
季節的な問題で荒天により馬場が荒れやすい雨GⅠといって良い。
重・不良馬場の場合、ラスト１ハロンが脚が止まる馬がほとんどで
持久戦の1200ｍ戦と特殊傾向になる（実績馬が力を出し切れなかったり重馬場適性を持つ大穴馬が激走するなど荒れるケースが増える）。
3/17（日）までの中京芝は高速馬場傾向で比較的前有利だっただけに当日の馬場傾向には注目。

🥇・・・最高評価。本命候補。
🥈・・・本命～単穴候補
🥉・・・相手に入れたい。枠や条件次第。
💣・・・大穴想定でも買う価値アリ！？

［1］　ウインカーネリアン　想定12番人気 20.4倍

U score Rank 【🥉】 
AIウマスギ勝率予測　3%

《レース分析班の目》
前走東京新聞杯2着はこのレース特有の内前有利馬場の恩恵を受けた。
→《着順以上の評価はできない》
キャリアは全てマイルから中距離で今回初のスプリント戦。
前半3ハロン33秒前半のラップは未経験ゾーンで主導権を取り切るのは厳しいと予測。
ただウインカーネリアンの持ち味である持続ラップを踏める点はこの舞台とマッチ。
母コスモクリスタルはマイネルラヴのスピードを引いた短距離馬だけに適性がないと見るのは早計。
過去傾向では1600ｍ→1200ｍへの距離短縮ローテは大不振だが、
ウインカーネリアンに関しては新味発揮を見込んで良い。

［2］ ウインマーベル　想定7番人気15.2倍

U score Rank 【🥉】
AIウマスギ 勝率予測　3%

《レース分析班の目》
前走阪急杯1着はメンバーが低調でかつ最内枠からロスなくスムーズな競馬をしたことで大きく展開にも恵まれている。
→《前回重賞勝利の過剰人気要素》期待値↘
スプリンターズS2着の実績を持つが中山芝1200ｍと中京芝1200ｍでは求められる適性が異なるので参考外。
古馬となっての中京芝1200ｍは去年のシルクロードＳ、高松宮記念を
使ってナムラクレア、マッドクールと今回同組の相手にしっかり負けており逆転にはなにかしら展開の助け必要。
内枠～中枠成績が良い馬なので最終的に枠によって相手に入れるか検討。

［3］ シャンパンカラー　想定15番人気52.3倍

U score Rank 【－】
AIウマスギ　勝率予測 1%以下

《レース分析班の目》
前走フェブラリーS16着はドンフランキーの超前傾ラップに引っ張られ一杯に。
後方待機の馬に展開が大きく向いたレースで先行したシャンパンカラーには苦しいレースとなった。
今回芝1200ｍＧⅠへ挑戦となるがウインカーネリアンと違って適性面は厳しいと判定。
先述したがマイルからの距離短縮組には厳しい傾向で
33秒前半想定ラップのレースだと追走に苦労するし、
直線勝負にも追走に一杯で脚がキレないことが多い。
→溜めてギアを上げるタイプは中京芝1200ｍで勝つためには相当な地力が必要。
ドゥラメンテ産駒は同組にルガルがいるとはいえ、
基本的に溜めて爆発させるマイル～中距離型がほとんどで1200ｍで変身というのは考えづらい。




［4］　シュバルツカイザー　想定18番人気85.4倍