デジタルMATSUMOTOによる「Azure OpenAI ServiceではじめるChatGPT/LLMシステム構築入門」(ドーナツ本)の書評シリーズ第2部です。
第2部の内容はRAGを扱っており、初学者から経験者まで参考になる内容になっていると思います。Azure Machine Learningプロンプトフローを使っていくと、多少なり個人用にカスタマイズされた生成AIを展開できるように感じています。
第2部 RAGによる社内文章検索の実装
第2部は以下2つの章(まさにRAGパート‼)で構成されています。
各章のアウトラインを検討してもらった上で、以下のプロンプトで諸々検討してもらいました。
- 第4章 RAGの概要と設計
- 第5章 RAGの実装と評価
各章の主な内容
まずは、各章を【要約】してもらいました。
続いて、この章で【学べたこと】を5つ挙げてもらいました。
ズバリ、この章は「どんな読者向け」でしょうか?
リアル松本のコメント
第2部はRAGをテーマにした内容ですが、RAGアーキテクチャの全体構造、検索の仕組み、LLMのコンテキストへの反映方法を含めて、とても分かりやすい内容になっています。
RAGが上手くいかないという企業は、検索精度と生成精度の評価も一度見てみると改善点が見つかるかもしれないですね。
ヒトのように振る舞うChatGPTを検討する場合
デジタルMATSUMOTOのような「ヒトのように振る舞うChatGPT」を開発する際に【参考になる点】を検討してもらいました。
リアル松本のコメント
Azure Machine Learningプロンプトフローで良いテンプレートができれば、RAGに与えるテキストを変更するだけで「個人らしく振る舞う」なんて使い方もできるのかもと感じています。
おまけ:デジタルMATSUMOTOの知識との関連性
前回に続いて、デジタルMATSUMOTOに蓄積されている知識情報との関連性を検討してもらいました。どうしてもガバナンス的な論点になってしまいますね・・・
デジタルMATSUMOTOが参照した情報
デジタルMATSUMOTOが解説時に参照した情報は以下になります。前回とほぼ同じですね・・・