英検準1級:高校生の合格率は?どれだけすごいの?具体的な合格法は?
皆さん、こんにちは!
ストアカ日本一英語講師のTaka先生です。
毎月300人以上の学生や社会人の受講者の方たちにTOEIC、英検、英会話、英語学習のご指導をさせて頂いています。
僕のオンラインスクール「時短英会話教室」の講座はストアカ上に7万講座以上ある中で常にランキング上位で紹介されるほどたくさんの受講生にご受講頂いています。
このことは講師の僕自身や、講義の内容が特別なのではなく、英語を「正しく、順序よく、必要な量」学習したりトレーニングするプロセスをクリアにお伝えしているからだと思います。
週1回の授業やレッスン以外の自習や自主トレーニングの時間をどのように費やすべきなのか、どのような順序で何をどのくらいしたらいいのかがクリアになるからだと思います。
そのことが分からなくて英語がなかなか身につかない、英会話が上達しない、と悩んでいる方々に支持されているからだと思います。
実際に受講者からのそのようなレビューが毎日たくさん届いているので、その様子をインスタ(takanegi55)のストーリーズからも確認することが可能です。↓
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近年、急速に高校生が大学入試のために英検準1級を目指すようになりました。
現在ではかなり多くの大学が英検などの外部試験合格者に対して、入試の点数を保証する制度を取り入れています。
準1級合格者には入試の英語の試験で80%の点数を保証するといったような大学が少なくなくなりました。
では、高校生はどの程度準1級に合格していると思いますか?
高校生の英検準一級の合格率は12%~15%と言われています。
これ、単なる12~15%ではありません。
準一級の受験者は「英語上級者」です。
その中で、合格率が12~15%です。
いかに合格するのが大変かが分かりますよね?
ちなみに、高校生の1次試験の合格率は15~18%、「二次試験」は約90%と言われています。
なので、最大の難関は1次試験です。
つまり
・リーディング
・リスニング
・ライティング
の3技能をいかにマスターするか?が重要になります。
そこで、
「どんな勉強法?」
「何時間くらい勉強した?」
「塾や教室に通った?」
などのポイントを、これまで準1級に合格した受講者の高校生をもとにまとめました。
これから準1級を受けようと思っている高校生は、ぜひ参考にしてみてください。
◾️ 準1級を受けるまでの英語力は?
高校生で準1級に合格している生徒さんは、平均的に小学校の高学年で4級や3級に合格していて、中1から中2で準2級、中2から中3で2級に合格しています。
なので、遅くとも中3か高1までに2級は合格しています。
2次試験対策は準2級までは自分で練習し、2級の2次試験の時はスクールなどで対策している受講生が多いです。
◾️ 準1級を受けるまでの準備期間は?
まず、準備し始めてから、合格するまでの期間はだいたい半年くらいです。
当オンラインスクールの「英検準1級合格講座」で学習する内容は、以下の通りです。
【1次試験】
・当オンラインスクールの「準1級合格講座」でやること
✓語彙の小テスト(「でる準パス単」200語、「単語・熟語問題」50問など)
✓長文(「文単」の精読と長文の解説)
✓ライティング(毎週、指定した英作文のトピックの模範解答を3つずつ暗唱し小テストで確認)
・自分でやること
✓語彙「でる順パス単」の単語の暗記
✓英作文「英作文 完全制覇」の24の模範解答の暗唱
✓長文読解「文単」の音読
✓リスニング(「過去問」のスクリプトの多聴&速聴)
✓試験1ヶ月前に「過去問」演習
【2次試験】
・当オンラインスクールの「準1級合格講座」でやること(希望者のみ)
✓イラスト描写の練習(4回×1時間)
✓スピーキング(「英作文 完全制覇」の24の模範解答の暗唱)
・自分でやること
✓暗唱している自分の声を『録音』して確認する(リズムや抑揚、強弱など)
◾️ 英検準1級合格のための勉強時間は?
月曜~金曜は、学校に行く前に1時間程度英検用の勉強をする。
土日も1時間から2時間くらいは英検用に勉強時間を確保している。
休まず継続を絶やさないように心がけている。
【大問1】対策
大問1は純粋に短熟語を暗記しているかどうを問う問題です。
毎週、授業の小テストで200単語を覚えるようにしているので、それが大問1の対策になります。
その上で毎週「単語・熟語問題」も10分で50問解く小テストを行うので、かなり早く語彙問題を解く準備が整っています。
本番では大問1の25問は5分以内で解き進めることができるようにご指導させて頂いています。
【大問2・3】長文対策
授業で長文対策は主に「文単」の精読です。
読解力を養うために精読済みの文章を毎日音読することをオススメしています。
頭の中で読むだけよりも、「声に出して読む」「耳で聞く」などの「身体の動き」と連動させる方が、記憶に定着しやすいし、脳の活性化にもなります。
当オンラインスクールの授業では、長文を、
・精読して
・音読して
・文の意味を理解する
という流れを繰り返す対策をしています。
毎日「文単」を音読するのはとても時間はかかりますが、しっかりとした『実力』をつけたいのであれば、非常に効果的なトレーニング法です。
英検準1級レベルでは、小手先のテクニックやあいまいな理解で合格することはできません。
なのでこのような勉強法を繰り返しやることがとても重要です。
長文問題を解くための「テクニック」は、一段落ずつ理解して、設問を読み、答えを探す方法をオススメしています。
【大問2】では長文が2つ出題されます。
そして1つの長文につき、3つの質問が出ます。
1つの長文は3段落あり、質問はそれぞれの段落で1つずつ出題されます。
なので、全文を読んでから質問を読むのではなく、
第1段落を読んだところで1つ目の質問に答える
第2段落を読んだところで2つ目の質問に答える
第3段落を読んだところで3つ目の質問に答える
という風に、段落ごとに質問に答えるのが効果的です。
そして、3つ目の質問まで読んでみて、「分からない」箇所があったり、理解が「あいまい」な場合は、第1段落に戻って、全文を読み直して理解を深める、という風にしましょう。
【大問3】では長文が3つ出題されます。
そして1つの長文につき、3つ又は4つの質問が出ます。
ここも同様に、全文を読んでから質問を読むのではなく、
第1段落を読んだところで1つ目の質問に答える
第2段落を読んだところで2つ目の質問に答える
第3段落を読んだところで3つ目の質問に答える
というように、段落ごとに質問に答えるようにするとよいでしょう。
もし、【質問】と【段落の内容】とがマッチしないようなら、回答はいったん保留して、本文を読み進めます。
そして「分からない」箇所や、理解が「あいまい」な場合は、第一段落に戻って、全文を読み直して理解を深めましょう。
英検は「社会問題」「政治・経済」「医療」「テクノロジー」「環境問題」「歴史」など多岐にわたった内容の長文が多く出題されます。
なのでこのようなジャンルを豊富に取り扱っている「文単」を繰り返し読む音読練習をしています。
【リスニング】対策
「過去問」6回分のスクリプトの精読をして、多聴&速聴するだけで十分です。
「リスニング対策」についての効果的な学習法は、最初は1倍速、慣れなけければ0.8倍速で聞いて、徐々に速度を上げて、慣れてきたら1.2倍速、仕上げは1.5倍速でクリアに聞けるようになるまで練習します。
【ライティング】対策
ライティングは1題しか出題されないですが、全体の3分の1の配点です。
対策がとても大切になる箇所です。
ライティングのポイントは、
1.質問で聞かれていることに答える
2.自分の主張をサポートする理由を2つ述べる
3.全体を通して筋が通っている
です。
これは過去問やライティングの問題集の模範解答の文章を暗唱することで対策することができます。
英検のライティングは繰り返し似たようなトピックが出題される傾向が高いので、ある程度の数のトピックの模範解答を暗唱することで対応可能になります。
暗唱することで英語特有の型が身につくのと、トピックに対して理由を素早く2つ書く状態が備わります。
多くの日本人は自分の考えを持ったり、意見を持ったりするのが苦手です。
またそれを論理的に理由をいくつか上げならがら伝えることが苦手な傾向があります。
そのため、トピックを見てすぐに立場を決め、それに対して理由を2つ準備して書く状態は本番前に用意しておくことで対策することができます。
また、すべてを暗唱することで、文法、文の構造、単語・熟語・慣用表現などのチェックもより強固なものにすることが可能です。
本番でトピックを見てから理由を2つ考えているようでは時間の浪費につながります。
英作文は15分以内で書き終わるような練習を毎週授業で行っています。
【スピーキング】対策
スピーキングは、準1級レベルになると、1週間やそこらの「詰め込み」で対応できるものではありません。
だからこそ、1次試験の準備の時期から英作文を暗記ではなく、暗唱するようにご指導させて頂いています。
とにかく音読で暗唱をして、それを録音して自分で聞いて、自己分析することをオススメします。
特に、「録音して、自分で聞いてみる」という振り返り作業は大切です。
自分ではいい感じで「言えてる」と思っていても、実際に聞いてみると「あれ?何これ?」と思うようなことは多々あります。
まとめ
海外に長期滞在したことのない日本人の高校生が、英検準1級を合格するのは、並大抵のことではありません。
しかし、しっかりと計画を立てて、それを実行し、毎日学習すれば、高校生でも合格できるということを、受講生の方達は証明してくれています。
これから英検準1級を受けようと思っている高校生の人は、是非、参考になさってくださいね。
いかがでしたか?
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