
小学校高学年の英語学習、今すぐ文法を始めるべき3つの理由
3年連続ストアカ日本一英語講師のTaka先生(根岸貴規)です。
毎月300人以上の学生や社会人の受講者の方たちにTOEIC、英検、英会話、英語学習のご指導をさせて頂いています。
💎この記事を書いているTaka先生のプロフィール💎
■ 経歴:バンク・オブ・アメリカ、バークレイズ、ソシエテジェネラルなど米英仏の投資銀行で約20年グローバルマーケット業務に従事、2020年以降、オンライン英語講師・英語コーチ
■ ストアカ実績:ストアカ日本一講師、受講者数10,000人超、毎月受講者数約300人超 、受講者英検合格率80%超、レビュー「4.91」超(5.0満点中)、
2022年ストアカトップレビュー獲得、2022年ストアカアワード受賞(カテゴリー賞・最多開催賞・リピーター賞受賞)
2023年ストアカアワード受賞(カテゴリー賞・最多開催賞)受賞
2024年ストアカアワード受賞(カテゴリー賞・最多開催賞)受賞
■ 資格:英検1級合格、TOEIC980点
■ 連絡先:takanegishi55@yahoo.co.jp(講演のご依頼などはこちらへ)
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「英語が話せればOK!」は本当に正しい?
「高学年から英会話を始めたら、将来英語が得意になる!」
そう信じている保護者の方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
小学校高学年でいきなり英会話だけに力を入れるのは、実はおすすめできません。
なぜなら、この時期は英会話よりも 文法学習 に集中することで、英語力を飛躍的に伸ばせるタイミングだからです。
今回は、小学校高学年で文法を学ぶべき理由を具体的に解説します。
小学校高学年が文法学習に向いている3つの理由
理由① 抽象的な思考ができる年齢だからこそ
小学校高学年は、抽象的な概念を理解する力が発達する時期です。
低学年では難しかった 文法のルール や 時制の違い も、この年齢ならスムーズに理解できます。
例えば、過去形や未来形の違いをきちんと説明できるようになるのは、高学年ならではの能力です。
これこそが、文法学習を始める ベストなタイミング なのです。
私が実際に教えてきた生徒の中にも、6年生から文法を始めた子がいます。最初は「文法なんて難しい…」と感じていたようですが、少しずつルールが分かるようになると 「文法ってパズルみたいで面白い!」 と言うまでに変わりました。
この時期に文法の基礎を固めておくと、中学校に入ってからぐんと楽になります。
理由② 丸暗記に限界があるから
英語の単語やフレーズを丸暗記する方法では、応用力が身に付きません。
例えば “What do you like?” を覚えていても、 「何を持っていますか?」 を言いたいときに “What do you have?” に変える発想が出てこない子どもは多いです。
しかし、文法を理解していれば「like を have に変えるだけでいいんだ!」と気づけます。
文法を知っていると、自分で文を組み立てる力 が身に付き、表現の幅がどんどん広がるのです。
応用力を育てるためにも、文法学習は欠かせません。
理由③ 中学でつまずく最大のポイントが「文法」だから
中学校で英語に苦手意識を持つ子どもの多くは、文法でつまずく ケースがほとんどです。
文法は一度習っただけで定着するものではなく、何度も繰り返し学ぶことで身に付く ものです。
例えば be動詞 や 一般動詞、さらには 現在完了形 など、いきなり難しい内容に直面することも。
そのため、小学校高学年のうちに基礎を固めておけば、中学でのスタートダッシュがスムーズに切れます。
文法学習は「将来の自分への投資」と考えましょう。
英会話は本当に必要ないの?
もちろん、英会話 そのものが悪いわけではありません。
ネイティブとの会話は、コミュニケーション力を高める絶好の機会です。
ただし、注意しなければならない点があります。
それは、単語を並べるだけでなんとなく通じてしまう という落とし穴です。
文法を知らないまま英会話を続けていると、表現が限られてしまい 「いつも同じフレーズばかり…」 という状態に陥りがちです。
例えば “What do you like?” から抜け出せず、他の表現ができないまま成長が止まってしまうことがあります。
文法を学んだ後に英会話を始めれば、もっと豊かな表現ができるようになります。
文法学習がもたらす未来
文法の基礎をしっかりと身につけた子どもは、英語で自分の考えを正確に表現できるようになります。
私が指導した生徒の中には、文法をきちんと学んだことで中学校の英語の授業が楽しくなり、高校では英検2級に合格した子もいます。
文法力をつけることで「伝わる英語」から「正確に伝えられる英語」へとステップアップ できます。
これは、子どもたちの未来にとって大きな財産となるでしょう。
今が文法学習の絶好のタイミング
小学校高学年は、文法学習を始めるための絶好の時期です。
「文法って難しいかな…」と思うかもしれませんが、最初の一歩を踏み出せば必ず乗り越えられます。
今しっかり文法を学んでおけば、中学校以降の英語学習がぐんと楽になります。
「伝えたいことが言える楽しさ」を味わい、英語がもっと好きになるはずです!
ぜひ、このタイミングで文法学習を始めてみませんか?
まとめ
小学校高学年で文法を学ぶことは、将来の英語力を飛躍的に伸ばすための重要なステップです。
抽象的な思考ができるこの時期を逃さず、文法の基礎をしっかりと固めていきましょう。
文法学習で英語の世界が広がります。
今、この瞬間が 「英語が得意な自分」 を作るチャンスです!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
根岸貴規