散らかったキャリアのこれから
気づいたらキャリアアドバイザーになっていた
私のキャリアは、「川下り型」だそうです。
実は、2021年2月から「キャリアアドバイザー(以下、CA)」の仕事をしています。人材業界には縁もゆかりもない私が何故いまCAをやっているのか、2年前の私にだって想像つかなかったと思う。人生とは不思議なもの。
ということで、ざっとCAにたどり着いた経緯を書き出してみます。
八ヶ岳の麓で自然ガイド(3年)→学習塾の正社員(3年)→かの有名な野鳥の会で商品開発(6年)→横浜で起業支援&NPOや中小向けのコピーライティング(6年)→大学の非常勤講師(2年)→CA【イマココ】
とはいえ、現在CAのみをやっているのではなく、起業支援とコピーライティングとCAは同時並行。加えて、少しだけ学童のバックオフィス、大学の研究員でもあります。いわゆるパラレルワーカー。
世の中には複業したりパラレルワーカーの方はたくさんいらっしゃるので、それほど珍しくないと思うけど、その中身がかなり独特なのは自覚してます。この独特さ故に、一般的な転職サイトではなかなか仕事を見つけづらい。登録しようと思って入力を始めても途中でくじける。これまでやってきたことが該当せず、常に「その他」になってしまうこととか、所属が同時に何か所にも渡っているケースが想定されていないフォーマットだと、書くのが嫌になってしまう。経歴は年表形式で提示したいくらい。
そもそも不惑の私が未経験の分野に入っていくのは得策ではない。無理だと思っている訳ではないですよ。実際CAになったのは不惑手前なので、入り方によっては可能。とはいえ、これまで起業支援をしてきたことはCAと繋がるので全くの未経験とは言えないかも。でも少なくとも私個人のキャリアにおいて、今から未経験分野に入るのは止めておきたい。放っておいても新しいことに首突っ込みがちな私はセーブするくらいの方がちょうどいい。
ということで、転職サイトに頼るのはもう無理筋だなと観念しております。これまでに経験してきた分野とネットワークでこれからのキャリアを形成していく所存です。とか言いながら、ぴょいっと新しいことに首突っ込むかもしれませんけどね。私のことだから。
起業したかったのではなく自由に働きたかった
6年前に個人事業主になった私。「起業なんてすごいね!」とよく言われたものだけど、個人的に起業したつもりはゼロ。でも当時はうまくそれを言語化できなかった。いまならわかる、組織に縛られず自由に働きたかっただけだと。
それが加速したのがこの4年。とにかくピピっとアンテナの立った方にずんずん突き進んできたら、なんだかいま5つの仕事やプロジェクトに関わっているという状態。パラレルワーカーになるなんて6年前の私は微塵も思ってなかったけど、気づけばいまはどっぷりパラレル。
散らかりまくったキャリアはいずこへ
各方面に拡散中の私のキャリアですが、別に不満があるわけではないんです。とても私らしくユニークだなと思っています。
副業・複業もどんどん一般的になり、私の働き方もだんだん市民権を得てゆくはずなのですが、私はこれらを取捨選択していこうと思っています。といっても、シングルワーカーにはならない。5つ回してみて、自分の仕事のキャパの適性サイズが分かったし、これからどんどん体力は無くなっていく。ここはひとまず優先順位を決めて、効率化を図っていくべし、というのが2021年の私の結論です。
◎優先順位をどうつけるのか。基準は以下。
天職なのでは?と思うくらい一切の無理が必要ない。合っている。
相当向いている。人より長けているし、ちゃきちゃきこなせる。
心からワクワクする!ぜひともやりたい!
生活費を担保する。お金も大事。
タイムスケジュールやライフスタイルとの兼ね合いも重要。
これからの基準にどの仕事が当てはまるのか、そのバランスも見ながら、これからの仕事も選んでいきたいと思っています。まるで投資のポートフォリオみたいに。
パラレルワーカーに興味のある方へ
社会人大学院も含めパラレルワークに関しては少し人より知見が多めなので、もし「話を聞いてみたい!」「話を聞いてほしい!」という方は、下記よりご相談ください!他のCAさんもとても素敵なので、ぜひともご自身のケースに合わせて相談いただければと思います。
◎ミートキャリア(企業紹介をしないキャリア相談)
https://www.meetcareer.net/
ここまでお読みいただきどうもありがとうございました!
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