好きを蔑ろにしすぎる私たち
ふと、思ったんです。(しょっちゅう、ふと思うけどね)
あまりに私たち、というか社会人として生きている私とか学生とか含め、自分の好きなものやことに対して冷たい態度を取りがちだなと。
「好きなものばかり食べていたら身体に悪いから、バランスよく食べなさい」とか、「好きなことを仕事にしても辛いだけ」みたいに。
好きなものやことは、大抵一蹴される。
もちろん、好きなものばかり食べるのはダメという意味も分かるし、好きなことを仕事にするのが辛いという意味も分かる。分かってるんです。
でも、そういうことじゃない、とも思う。
好きなことの中に、自分の本質があるんだよ。
最近の私は好きなものを食べてる。暴飲暴食しているのとは違う。あ、いま野菜を食べたいかもとか、12時すぎているのに無性に納豆食べたいとか。ま、特にポテトチップスを欲するときは身体が疲れているサイン。ひとまず今身体が欲しているなぁと思ったら食べる、そういうこと。
ここ数年の私は面白そうな仕事や活動にあれこれ首を突っ込んでる。辛いかというとそんなことはない。面白そうなこと、好きなことはしていて楽しい。ただ、これは20年弱の社会人経験で塩梅が分かってきたからかもしれない。20代で好きなことに飛び込んだら傷だらけだったかも、そういうこと。
好きなことは否定しなくちゃいけない社会は健全じゃない。
正しさとか根拠じゃなくて、好きは好きなので。
ある意味、好きはめちゃくちゃ本人のとっての大正解。
これって、たしかに40年生きてきたからこそなのかもしれない。
二十歳前後の学生さんに接する機会が多いけど、情報で頭いっぱいでしんどそうだなと思う。
たしかに、これから大海原に出るとなれば、小舟で出発するのか、大きな船で揺れもなく進むのか、どんな荒波が待っているのか、どんな海洋生物に出会ってしまうのか、不安いっぱいだろうと思う。
すでに航海に出てしまっている身としては、小舟でも大きな船でもどっちでもなんとなるときはなんとかなるし、荒波もあるしヘンテコな生き物にも出会うんけど、それもそれでいい経験なんだな。
でも、自分だって浜辺にいるときは不安いっぱいだったもんね。結局は経験値なのかな・・・
ということで本日も日付をまたいで、最近ハマっているグレープフルーツサワーを飲んでます。おいしい。
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