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令和2年7月豪雨による被害

令和2年(2020年)7月。九州地方は激しい雨が降り続き、この豪雨により熊本県の球磨川流域では甚大な災害が発生しました。

高沢も地区の中心を流れる川が氾濫。住民の方々は集落の丘にある旧高沢小学校で五日間の避難生活を余儀なくされました。

地区内の被害は甚大で、全世帯が床上浸水。一部家屋の全壊、ガードレールや電柱など公共物の損壊。高沢地区は変わり果てており、住民の方々は集落から離れた生活をを余儀なくされました。

地区内の川が氾濫し、川沿いの車道に濁流が勢いよく流れ込む(2020年7月撮影)
地区内には瓦礫や濁流で流された公共物、軽トラックなどが散乱(2020年7月撮影)
旧高沢小学校体育館で避難生活(2020年7月撮影)
高沢地区入り口の県道。最寄り駅から高沢までの道は土砂崩れが起き道を塞いでいる(2020年8月末撮影)
高沢地区入り口の県道。地面の底が広範囲で崩れている(2020年8月末撮影)
地区内のガードレールや標識、電信柱も激しく損壊。道路は砂利が溜まり、1メートル近くかさが増している(2020年8月末撮影)
詰所のシャッターは激しく損壊(2020年8月末撮影)

被災からおよぞ1年半。地区を通る県道の復旧工事がようやく始まりましたが、復興にはまだ時間が掛かりそうです。

高沢地区を一人でも多くの方の記憶に残ることを祈って、noteを更新していこうと思っています。

映画『高沢折々』制作チーム


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