あたおかラザニア
普段はネガティブ脳のネガティブ記事をドヤ顔であげるか好きなゲームのことを語りたいだけの限界オタク記事しか書いてないし書くつもりも無かったが今回は如何に私の脳がバグっているかを語りたいと思う。
あたおか記事なので頭を空っぽにして読んでほしい。私っておかしいんじゃないか?とか人と考えが違って不安と思っている人はこれ読んで是非に安心してほしい。あぁ仲間がいるんだ。この人よりましだ。そんな風に思ってほしい。
前置きはこれぐらいにしてそれでは聞いてください。『ラザニア』
声に出したい響きの好きな言葉
みなさんには好きな響きの言葉はあるだろうか?諺や名言、格言などではなくただただ発音が好きな言葉。声に出したい日本語とでもいうのだろうか。この響きがかっこいいよねみたいな素敵ワードを誰もが持っているはずだ。
墾田永年私財法や平等院鳳凰堂などは気に入っているという人も多いのではないだろうか。墾田永年私財法は韻を踏んでいて綺麗だし最後の法がいい味を出している。平等院鳳凰堂は圧倒的ウ率。12音のうち5回もウがあり、ほぼ均等にやってくる。発音だけでも10円玉に刻まれる価値があるのかもしれないと思わせるぐらいにいい響きだ。
個人的にはパから発音させる言葉も推していきたい。パンナコッタやパイナップルなど。唇を口の中に巻き込み息で唇を追い出すように発声する音は心地よい響きだ。優しい気持ちなれる唯一の半濁音パ行の言葉は聞いているだけでポジティブにさせてくれる。そうポジティブも半濁音のポからだ。
さてまぁここまでは5段階評価のアンケートを取っても、わかるやまぁわかるの肯定派に答えてくれる人も多いだろう。しかしこれから語る最近のマイフェイバリットワードには理解できない、度し難いと言う意見が多いかもしれない。そうタイトルにあるラザニアだ。
ラザニアに脳を支配された男
ラザニアという言葉の響きは皆にはどう感じるだろうか?発音は訛りなどもあるので人それぞれかもしれないが私の場合は2音目のザと4音目のアにアクセントを置く。低高低高で浮き沈む音。それは愉快な波のようなリズムだ。1回目のアクセントのザは濁音で濁りのある音を強調したと思えば2回目のアは澄み切った混じりけの無い母音のアだ。清々しく軽やかにアクセントする音は「ッ!」が末尾についているのではと思わせるぐらい弾んでいる。そんなことを考えていたら何故か頭から離れなくなっていた。
ラザニアの響きは私の生活の一部にまで含まれるようになった。起床ルーティーンに入っているのだ。脳が目覚める。目を開けて上体を起こす。立ち上がって伸びをして体も目覚めた時に脳に流れ込んでくる。ラザニアという言葉が。そして私の1日が始まる。ここ5日間ぐらいそんな起床ルーティーンを何故か繰り返している。
ここまで読んで何言ってんだこいつと疑問符を投げつけてくる人も多いだろう。私自身もそう思う。人からこれに近しいことを言われればあたおかなんじゃないか?と心配する。精神に病を罹っているのかもしれない。だが誓って薬はやっていないので安心してほしい。
そんなこと考えていた時、ふと思った。ラザニアってなんだ?
ラザニアに脳を破壊された男
私はラザニアが何かを知らなかった。あれだけ響きが気持ちいいなどほざいていたのにそれが何なのか知らなかったのだ。これでは「容姿が良ければ性格なんてどうでもいいよね」とか言っている面食い人間と一緒だ。このままではいけない。私は性格まで愛したい。ラザニアの中身まで好きになりたいのだ。
私は急いでPCを立ち上げ全知全能の神と崇められているGoogle先生に問い合わせることにした。ラザニアについて書かれているページがズラッと出てくる。約350万件。まずは画像一覧に目を通してみる。パッと見てグラタン?と思った。私はチーズをふんだんに使った料理は好きなので余計にワクワクした。グラタンやピザはもちろん好きだし、ミートスパにはパルメザンチーズを大量に振りかける。すき家でいつも食べるのはチーズ牛丼で「チー牛食ってそう」と言われても逆に「すき家ではチー牛しか食べませんが?」と返したいぐらいのチーズ好きだ。そんな私に新たに好きなチーズ料理が加わろうとしていた。これは興奮を抑えきれない。
そもそも私はラザニアという言葉をどこで知ったのだろうかと考えてなかった。どこで知ったのだろうか。多分どこかのファミレスに行った際にメニューにでも書いていたのだろう。ラザニア風グラタンというメニューもどこかで聞いたことがある。画像からページ一覧に戻り作り方が書いてあるサイトにアクセスする。サーッと流し読みしていると材料が書いてあった。
ラザニアの材料:ラザニア
……は?えっじゃあラザニアを作るためにはラザニアが必要で、そのラザニアを作るためのラザニアを作るためにラザニアが必要になって、そのラザニアを……。脳が破壊された。どういうことだ?ラザニアってなんなんだ?疑問符を全力で投げつけていた。
よくよく調べてみるとラザニアはスパゲティやマカロニと同じパスタの一つで栞やメンコのような短冊状の形をしている。そのラザニアを使って作る料理のこともラザニアというみたいだ。つまりパスタのラザニアと料理のラザニアがあるということ。ややこしいわ。せめて料理はラザニーニャとかラザニアータとかイタリア料理名っぽい末尾にすれいいのにと憤りを覚えた。※いらすとやにラザニア素材あって流石だなと思った。
材料の続きを見るとラザニアの他にベシャメルソースとミートソースとチーズが必要とのこと。調理は至ってシンプルでラザニアとソース2種をミルフィーユみたいに何層も重ねていき最後にたっぷりチーズを乗せてオーブンで焼き上げるだけ。滅茶苦茶上手そうだ。何故私は今までこんな料理を知らずに生きてきたのだろうと人生に後悔した。ラザニアを何かも知らずにチーズ好きを語っていたとか無知も甚だしい。おいしいパスタ作ったお前に「出来たよ、ラザニア」って言われながら提供されたいとよくわからない妄想までした。
口に入れるまではわからない
兎も角食べてみないことには始まらない。実際食べてみないとその素晴らしさはわからない。まだ言葉の響きで満足している変な奴なのだ。ただ今の時期外食は怖い。我が家にはオーブンも無いし美味しいパスタ作ったお前もいない。コロナ騒動が落ち着いたら美味しいラザニアを提供している店に足を運ぼう。その日が来ることを待ち望みながら毎夜虚しく床につこうと思う。
では今回はここまで。ありがとうございました。いつかラザニア実食編へつづく?
あたおか記事はまた書くかもしれないですが私の脳は定期的に破壊されているので3MBしかありません。なのでネタが無いので思いついた時にやる気があれば書きます。
あっそれと明けましておめでとうございます。新年一発目の記事がこれで抱負とか一切語ってないですが本年もよろしくお願いします。
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