「二の次の三」の補足説明
日頃よりお世話になっております。
高崎愉快です。
4/20(土)、一人コント試演会「二の次の三」を開催しました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
「二の次」シリーズのたびにやっていた振り返りをやろうと思います。
ちょうど1ヶ月前。あまりに遅すぎる。
この間にUNDER5 AWARDやCONTestといった勝負どころが次々あって全然手が回ってなかった、という言い訳だけ残して早速本題に入ります。
今回は僕が一人コント8本。前回の7本を上回る大馬鹿の本数になりました。
ゲストの方が2組、それぞれ2本ずつ、計12本。60分ライブでいいわけない。
ゲストはハヤイカガヤイさんとよこたつやさんでした。ご出演を快諾していただきありがとうございました。
ハヤイカガヤイさんは前からご一緒する機会はあったのですが、今年のR-1きっかけでお話しする機会がぐっと増えて今回お呼びすることができました。いま波に乗っている勢いそのままに笑いを取っていて凄かったです。
よこたつやさんとはもう6年以上前から知り合いで、よこさんが学生時代にスレッジハンマーとして僕の主催に出てもらってからと考えると今回お呼びできたのが非常に感慨深かったです。
それでは、今回披露した一人コントについてつらつらと書いていこうかと思います。8本もあるのでサクサク書かないとダレる。
一人コントセットリスト
1本目:ビンゴ【新作】
2本目:募金~Agape~【新作】
3本目:顔色を伺う【新作】
4本目:待ち合わせ【新作】
5本目:発売初日【新作】
6本目:取り調べのカツ丼【新作】
7本目:夏を制する者は受験を制す
8本目:大人のための料理教室
※サブタイトル等を書き加えているため当日配布したチラシとコントタイトルが異なるものがあります
1本目:ビンゴ【新作】
ビンゴゲームに参加中の男性
今回もOPをすっ飛ばしてコントからスタート。何も説明せずにコントインしてスタートするのは変なことをしている自覚はあるが、むしろOPを素の状態でやってからコントに入る方が個人的には変な感じもする。
「ビンゴ」は今年のR-1が2回戦で終わったタイミングでできたもので主催の4月まで温めました。ようやく表に出せました。
ただ温めていた割にはウケが弱かったので修正して他の場所に出していこうと思ってます。とりあえず5/19のライブで修正版をやりました。また披露できればと。
2本目:募金~Agape~【新作】
募金活動中の男性
これもR-1敗退直後にできたネタ。
「募金活動」という設定自体は何かしら切り口を見つけてひとネタ作れそうだなとかなり前から頭にあったので、ようやく人前で見せられるコントになったと達成感はありました。
ただかなり前から考えて達成感があった割にはウケが弱かったのでまた修正して披露したいと思います。この一人コントをもう一度やるのはだいぶ先になりそうですが。
3本目:顔色を伺う【新作】
男性
今回で一番変化球の一人コント(一人コントとも違うかもしれない)。5分尺のうち1分半ぐらいフリがあるネタです。
多分他のライブではやらないと思いますが、個人的にギミックが面白いと思ったネタは主催でバンバンやっていきたいと思ってます。一期一会なので是非主催に来てほしいです。
途中から舞台上を動き回るのですが、何度も膝をつく動きがあるせいで痣ができました。これが本当に治らない治らない。
あと、タイトルは「顔色を窺う」の誤字ではなく「顔色を伺う」です。これがネタのヒント。
4本目:待ち合わせ【新作】
駅前で彼女と待ち合わせしている男性
このネタのアイデア自体は2年ぐらい前からあって、見せ方と展開に行き詰ってこの日まで塩漬けになってました。
一度、3月末にあったペドラザさんのネタ見せ会で試して、本番である主催で新作として披露しました。一度人に見てもらって感想をもらうのは良い経験なので、ネタ見せ会は是非参加したいし自分でもやってみたい。
「待ち合わせ」は今回やってみて、また見せ方や設定を再考しないといけないかなと思ったのでしばらく調整します。
5本目:発売初日【新作】
人気商品の発売初日に店頭に立つ家電量販店店員
今回披露した新作6本の中では一番弱いと思っていたネタでしたが、最終的に一番評判が良かったネタになりました。
そもそも、バラシ自体はいいけれども、その後の中身が台本レベルで全然強くならないなぁと思っていました。
ただ、苦心しながらボケを作って並べて台本を一応完成させて練習してみたら「こういうフレーズあるんじゃね?」なのが次々思いついたので様になるコントになったのかなと。
これは外のライブで出していくつもりです。台本をさらに強くして大きい舞台で披露できれば。
6本目:取り調べのカツ丼【新作】
取り調べ中の刑事
「取り調べでカツ丼出す刑事って」と自分でも思うぐらいには擦られ倒されている設定ではありますが、まだやられてない切り口がありそうだったので手を出しました。手を出してしまいました、ぐらいの感覚さえあります。
導入部分の説明に問題はあったものの、反応自体は悪くなかったのでまぁ良かったかなと。
おそらく今回自分がやったネタでいうと瞬間最大風速を出せたのはこのネタだったと思います。自分でも好きなフレーズでウケたので最高。
5月に一度外のライブでやりましたが、そこからまた修正を加えてやりたいと思います。
7本目:夏を制する者は受験を制す
塾講師
これは何回かやっている一人コント。バトルライブでもやってそこそこ反応は良かったです。
今回は4分から短くして3分にして、ホワイトボード(脚付きの大きいやつ)を使用せずにネタができるかを試してみました。
3分でもできそうなことがわかって良かったです。ただホワイトボードは必要かもしれないなとも思いました。フリップで代用しましたが見た目の派手さが全然違う。
3分か4分かどちらでやるかはわかりませんがまた披露したいです。
8本目:大人のための料理教室
料理教室の講師
昨年8月の「二の次の二」で初卸ししたネタ。そこから外のライブやネタ見せ会でかけまくり、今年に入って全部の賞レースに登板させました。
主催ライブから始まったネタがバトルで戦えるぐらい強くなって帰ってきて、なんか少年漫画みたいでかっこいいなと思いました。少年漫画の例えが合っているかどうかはわかりませんが。
とりあえずベスト盤を出しました。強くなったネタを披露できてよかったです。
この「二の次の三」からまた修正して5月のいろいろなライブでやりました。大阪でも東京でも評判がよくて安心しました。
「大人のための料理教室」は一番いい舞台でやりたいです。そのために今年はバトルで勝ちを積み上げていきたいですね。
以上です。急いで書いても1時間以上かかるのだからネタやりすぎ。
今回披露したネタはできる限り1本でも多く外のライブで多くの方に見てもらいたいですね。一番機会が少ないタイプのネタであろう「顔色を伺う」も隙を見てやりたいです。
次の「二の次の四」はいつになるでしょうか?ご期待ください。
ということで、高崎愉快でした。