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「二の次の二」の補足説明、とその次

日頃よりお世話になっております。
高崎愉快です。

8/5(土)、一人コント試演会「二の次の二」を主催させていただきました。
ご観覧の皆様、猛暑のお昼間に会場まで足を運んでいただき誠にありがとうございました。
演者の入り時間が14時で一番暑いときに設定してゲストの方にご迷惑おかけしました。申し訳ないです。
次回以降はもっと過ごしやすい時間帯に開催します。

今回は僕は一人コント7本を上演しました。バカの数。
ゲストの方が2組でネタ2本ずつ。ライブ全体でネタ11本。これもバカの数。

「二の次の二」の前に同じ会場で開催されたライブを観覧していたのですが、そのライブもネタをたくさんするライブで、OPで
「これからネタ10本するんですけど大丈夫ですか?ついてきてくれます?」
とお客さんに問いかけていました。
冷房が効いていたのに客席で変な汗をかいたのは言うまでもありません。

ゲストはダイイングハードさんと無香ノ薫さんでした。ご出演いただきありがとうございました。
ダイイングハードさんは漫才2本で賞レースモード。お笑いの夏のこの感じはやっぱりいいですね。赤星のアレを久しぶりに思い出してめちゃくちゃ面白かったです。
無香ノ薫さんはいつもはホワイトボードを使うピンネタを主力とされているのですが、会場の都合上ホワイトボードが使えないため普段とスタイルの違うネタ2本になりました。2本目のコントがいいネタだなぁと思いました。大学芸会は主力のホワイトボードネタで活躍してほしいです。

さて、前回の「二の次」と同じく、今回披露したネタのことについて備忘録的にまとめようと思います。
それぞれの一人コントをやるに至るまでとやってみた感想を雑多に書きますので、ライブの雰囲気を文字から感じていただけると有難いです。

一人コントセットリスト

1本目:大人のための料理教室【新作】
2本目:百貨店最後の日【新作】
3本目:出版社の謝罪会見
4本目:設定魔、襲来~ANGER ATTACK~【新作】
5本目:デスゲーム【新作】
6本目:ゾンビシティ【新作】
7本目:寝起きドッキリ【新作】

※サブタイトル等を書き加えているため当日配布したチラシとコントタイトルが異なるものがあります

1本目:大人のための料理教室【新作】

料理教室の講師

今回も開演直後からコントでスタートしました。このライブは可能な限り説明を省いてネタ時間に回すことに命を懸けています。

「大人のための料理教室」という設定自体は結構前から頭の片隅にあったのですが、どうネタにするかで思案していました。
今回ようやく形にすることができて個人的に嬉しいです。

思っていた以上に良い反応がいただけました。
ちょっと雑なところもあったので、精度を上げてバトルライブに持っていけたらと思います。主力ネタにしたいです。

今回のコント用にエプロンと三角巾を購入しました。
想定していたイメージはテレビ番組の「男子ごはん」の先生役だったのですが、鏡の前に立って確認すると「人手が足らなすぎてスーパーの試食コーナーに自ら立っている店長」になってました。
衣装は今後要検討。

2本目:百貨店最後の日【新作】

閉店する百貨店で挨拶する店長

このネタの設定自体も前から持ってました。設定からどう展開させるかで苦心するネタが多い気がしてます。

何か強烈なバラシがあるネタではないので、中盤から終わりに向けてどう見てもらえるコントにするかを考えていました。
こういうシチュエーション寄りのコントで演じ方を研究していければ。

ウケは1本目に比べれば良くなかったかなと思いましたが、個人的には好きなフレーズが多いので気に入っているコントです。
また上演できるように見せ方をこそこそ練り上げていきたいと思います。

3本目:出版社の謝罪会見

発売した本に関して謝罪する出版社編集部

4月の「二の次の二」でも披露したコントです。7月のブンブンチャンプ2023予選でも披露したネタです。
今回はネタ時間2分ということで完全にアレを意識しています。

個人的は100%のパフォーマンスができなかったなぁと反省してます。
ネタ時間を短くしたことでちょっとせわしくなったのがあまり良くなかったかもしれません。
フレーズももっと良くできそうなので年末年始まで突き詰めていきます。
今後いろいろなライブでもガンガン変えながらやっていきます。

4本目:設定魔、襲来~ANGER ATTACK~【新作】

ロボット映画を観終わった後に友人と話す男性

フリが5分を超えるネタです。バトルライブなら振っている途中で強制終了になりますね。
こういうネタをできるのが主催の強み。

ロボット映画のこういうところって面白がれるんじゃない?という発想から作ったネタです。
作っていった結果、小ネタをちまちま積み上げていくくせにバラシが荒すぎるコントになりました。

BGMが有名な楽曲でそれをバラシに使用しました。作曲者もこんなネタで使われるとは思ってもみなかったろうに。

小道具のプラスチック製の透明なコップを100円ショップで探していたのですが、最初に入った難波近辺の店だと100円の割にクオリティの高い、コントとしては使いづらいコップしか置いてませんでした。100円ショップの質が上がるとコントに向かなくなるってことあるんだ。

ネタ時間が7分ぐらいあるのでいつできるかわかりませんが機会があればやりたいです。人と場所を選ぶネタだとは思いますが。

5本目:デスゲーム【新作】

デスゲームに強制的に参加させられた男

とあるゲームのお笑い的にまだ手をつけられていない要素を掘ってみたいということで作ったコントです。
その部分についてネットで調べてみたら想像以上に興味深かったのでネタ作りが捗りました。

まず設定とバラシが受け入れられるか?と思ったのですが予想以上に受け入れられてびっくりしました。
そこからはかなり気持ちよくネタができました。
このネタで反応がいただけたのが今回の「二の次の二」で一番意外だったかもしれません。

これもネタ時間が7分近いので他にやる場所が難しいですが短くしたりして外に出したいネタですね。
今回の動画をそのままアップしてもいい気もしてます。

6本目:ゾンビシティ【新作】

ゾンビから逃げる男

ネタ時間1分のカスネタ。
知ってたら面白いけど知らなかったら全く面白くないネタです。お客さんを信用しすぎた結果。

もともとはバラシから展開させて3分ぐらいのネタにしようかなと思っていたのですが全然しっくりくる展開ができなかったので「カスネタでいいや」と思って1分で終わらせました。

ライブOPで「今日は6本目が一番面白いです」と宣言しました。実際に一番ウケたのは6本目だとは思うんですが、そんなライブは無い。

今後はやりません。

7本目:寝起きドッキリ【新作】

寝起きドッキリのレポーター

今回のライブで最後に書き上げたネタです。
当初はありネタの予定でしたがどうしてもやってみたかったので差し替えました。

もっとうまく演じられたらなぁと後悔しました。
シチュエーションの関係上、声量を小さくしてやったのですが客席に伝わる声の出し方にはなってなかったのかなぁと。
あと、舞台上の動きも工夫の余地があったし、マイム自体も精度が低かったような。

台本の面白さを伝えられるだけのフィジカルがなかったです。
もっとこういうところを強くしていきたい。

ネタ自体は好きなので表現力を上げて再演したいです。
あわよくば賞レースの強いところで披露できれば。それぐらいの可能性は感じてます。

以上です。
何の参考になるかわかりませんが、これを通して少しでも興味を持っていただけたら是非ライブにお越しいただきたいですね。
本当に集客が、なんですよ。だからこそ今回来ていただいた皆様には感謝しかありません。

そして、その次

11/4(土)、単独公演を行います。
次はゲスト無し、自分一人で挑みます。

ネタ7本やったライブの最後にこの開催発表をした後、ゲストの方や観に来ていただいた方から「どうかしている」と言われました。
僕も逆の立場なら言っていると思います。

90分の公演時間を通してひとつの作品として満足いただけるものを作り上げる所存です。
ここ1年半で鍛えた成果をここで示したいです。

2023.11.4(土)
高崎愉快第1回単独公演「やりたいだけ」
楽屋A
開場19:15 開演19:30(~21:00予定)
¥1,500(1ドリンク込)

何卒よろしくお願いします…!!!


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