「二の次」の説明
高崎愉快です。
日頃よりお世話になっております。
さて、来る2023年4月22日(土)に高崎主催ライブ「二の次」を行います。
ここ1、2ヶ月ずっとTLを告知ツイートで汚しまして大変失礼しました。
「マスクしてるし目瞑ってるしで顔の情報が何一つわからない主催者」が、正午および夜8~10時頃のツイッターを漂っていたことと思います。
で、「このライブでは何をするんだい?」と思っている方がいたり、いなかったり、いると思わないとやってられなかったりするのですが、告知を兼ねて当ライブの説明をしたいと思います。
加えて、いま高崎愉快が何をしているのか、どういう状況にあるのか、という認識を共有できればと思います。
高崎愉快がやっていること
僕は平日は働き、平日夜や休日にアマチュアとして関西のインディーズライブに出させていただいております(“アマチュア”です)。
あと、生大喜利(IPPONグランプリの形式みたいな、人前に出て大喜利のお題に対する回答をボードに書いて発表する遊び)のイベントに参加したりしています。
「なぜそんな活動をしているのか?」は、先日出演させていただいた3104さん(大喜利プレイヤーの方)のラジオで詳しく説明しておりますので是非お聴きください。
主に一人コントをやります。なぜコンビではなく一人なのかというと、他の人と予定を擦り合わせる必要がないからです。
身動きが取りやすいからです。
「協調性がないから」と言い換えてもらっても大体合ってます。
ただ一番は一人コントをやるのが一番やりがいを感じるからですね。
セリフ運びから演出までこだわれる部分が多いので。
やり込み要素満載のRPGをやっている感覚でしょうか。
ちなみに僕の中ではニンテンドーDSでゲーム機の歴史は終わってます。
ありがたいことに、ここ最近は一人コントを面白がっていただけるようになりました。
今年のR-1グランプリ2023でも一人コントで2回戦に進出することができました。
2分尺の一人コントでR-1を戦うことの過酷さを全世界に発信していきたいです。
高崎愉快が陥っている状況
さて、今までの話はここまでにして、高崎愉快が現状ぶち当たっている状況をまとめていきます。
実際に起きている話と僕自身の偏った考えの両方が混ざっているのでご理解願います。
・その1:バトルライブで勝てない
関西のインディーズライブは現在、楽屋Aさんが開催している「二足のわらじ」(普段は学生や正社員をやっている方々によるライブ)、「口火」などネタバトルライブが主流になってます。
お客様投票やMC票などで順位が決まるライブです。
高崎愉快はそういったライブで成績が一向に上がりません。
先日の二足のわらじでは0票でした。
手応えは2票でした。
まぁ「努力不足だ」と言われればぐうの音も出ませんが、掛け合いで盛り上がりを作れる漫才、複数名で展開や関係性を表現できる二人以上のコントに比べ、表現を尽くさないと伝わらない一人コントで勝ち上がるのは確率的に難しいかなと思ってます。
繰り返しますが「努力不足だ」と言われればぐうの音も出ません。
・その2:出られるライブが無い
そうやって成績が上がらない状況だとアピールする機会がなく、次のライブへと繋がりません。
ライブのオファーが無いのは別に大きな問題ではないのですが、自分から参加希望するようなエントリーライブでも出演できなくなっているのが超問題。
僕がエントリーさせていただいている「二足のわらじ」などでは「お客さん1名以上からご予約をもらわないと出演できない」という規則があったりします。
お客様票で順位が決まるライブでは投票の母数がある程度必要という事情もあってこういった決まりがあり、それについては僕も頷けるところなのですが、それにしても最近の僕の集客事情はお寒いです。
大学のお笑いサークルの方々ならサークルの仲間やそれ以外の外部の友達を呼ぶことができるかもですが、現状20代後半の一般男性にそんなに人を呼べる伝手もなければ魅力もありません。
仮に僕が今大学生でサークルにいたとしても人呼べるような気はしませんが。
カス交遊録。
「じゃあ集客ノルマ無いライブにエントリーしろ」と言われればそうかもしれませんが、現在出演させていただいている楽屋Aさん、bar舞台袖さんの環境がとても良い(音響を使ったネタがやりやすい等)のでどうしても出たいと思ってます。
「音響使うな」と言われたらぐうの音も出ません。
あと「努力不足だ」と言われてもぐうの音も出ません。
・その3:本当はやりたいネタを封印している
バトルライブが多い関係でいうと、ネタ時間が3~4分のケースが多いです。
なので、「これ面白いなぁ」と思っている一人コントのネタがあったとしても、ネタ時間が7分を超えていたりすると「これ面白いんだけどなぁ」と思いながらネタ帳に置きっぱなしになります。
フリに2、3分使うネタはどうすればいいんだ。
また、爆笑が求められるバトルライブでやりにくいネタもあります。
ニュアンス色の強いネタが個人的には好きなのですが、「お客さんに伝わらないネタをやって損するのはあなた自身なのだよ」と言い聞かせながら封印してます。
高崎愉快がやろうとしていること
こんな感じなので、ちょっとずつライブ界隈から距離を置いてしょんぼりしていく道もあるといえばあるのですが、ここはひとつ、
「知ったこっちゃねぇ」
の精神で強気に次の一手を打っていきたいと思ってます。ネタでも生大喜利でも今まで大体こんな風に乗り切ってきたもんで。
バトルライブで戦えるネタを作っていきたいですね。勝ち切れるかどうかは怪しいですが、「なんだこのネタ、なんかすげぇ」と思っていただくようなことはやっていきたいです。
あとは普段できないようなネタもやっていきたいです。ネタ時間とかに影響されず、自分が面白いとストレートに思える作品を提示していきたいです。
数年前、生大喜利プレイヤーが中心となってネタをやる「ネタ界隈」なるものが存在していました。
あの時の「やりたいことをやる」のマインドはこれからも僕が勝手に受け継いでいきたいと思ってます。
あの頃が一番楽しくて面白かったので。
ついでにR-1も勝ちたいです。
ついでとか言うな。
以上を踏まえたうえでの告知
2023.4.22(土)
高崎愉快一人コント試演会「二の次」
bar舞台袖
開場16:45 開演17:00(~18:00予定)
¥1,500(1ドリンク込)
(ゲスト)涼風さん、のはこさん
新作一人コント4本、改作一人コント2本を披露予定です。
ゲストの涼風さん、のはこさんにも2本ずつネタをやっていただけることになりました。
アマチュアがやるのだから(本業の)二の次にすべき一人コントに向き合います。
気合いは入ってますのお客様にも入っていただけるとそれはかなり嬉しいです。
是非よろしくお願いします!
あと、「二の次」は「重要ではないので後回しにする」という意味ですが、このライブのタイトルとしては「大きい賞レースの2回戦までは経験したことがあるので今年は2の次に進むために頑張っていく」という意味も込められています。
以上、「二の次」の説明でした。