「二の次」の補足説明
日頃よりお世話になっております。
高崎愉快です。
4/22(土)、一人コント試演会「二の次」を主催させていただきました。
ご観覧いただいた皆様、誠にありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか?
僕自身は一人コントを一日に6本するというのが初めての経験だったので本番前はやり切れるか不安でしたが、概ね満足にネタを運べたので安心しました。
ラスト6本目に声が擦り切れそうになったのは若干心残りでしたが。
最後の最後にアホほど叫ぶネタを配置した人が悪い。
ネタ間の準備等でじっくり拝見はできませんでしたが、ゲストの涼風さん、のはこさんのネタもめちゃ良かったです。
涼風さんは急遽、松尾さんに漫談をしていただくことになりました。丁寧な言葉遣いと落ち着いた雰囲気から「いいところ突いてくるなぁ」と感心しながら笑わせてもらいました。漫才も自由さが増してて良かったなぁ。
のはこさんの2本目の後半が下らなすぎて最高でした。新社会人になったばかりの忙しい時期にオファーしてごめんね。
お二組のお力をお借りできて大変助かりました。ありがとうございました。
さて、ライブの記録自体は舞台袖さんから頂いたものがあるのですが、舞台上で実際にあったこと以外の感想やこぼれ話を備忘録代わりにまとめておきたいと思います。
大したことは書いてませんが、ライブ前の状況、ライブ中の雰囲気、ライブ後の余韻を少しでも感じてもらえると嬉しいです。
一人コントセットリスト
1本目:出版社の謝罪会見【新作】
2本目:家電量販店【新作】
3本目:ヘッドスパ行ったんだ
4本目:野球観戦翌日~呑まれすぎ注意~【新作】
5本目:桜の木の下で再会【新作】
6本目:ラーメン屋最後の日
※サブタイトル等を書き加えているため当日配布したチラシとコントタイトルが異なるものがあります
1本目:出版社の謝罪会見【新作】
とある出版社が発売した本に関して謝罪会見を行う編集部社員
開演直後、MCを挟むことなく1本目のコントを始めました。初めて僕の一人コントを観に来ていただいた方もいたのに乱暴すぎる。
アイデア自体は昨年秋にはありました。
上手く仕上げられれば今年のR-1に出そうかと思ってましたが、完成がズレにズレ込み今年4月に。
要所要所で良い反応をいただけたのでひとまず安心しました。
またボケの精度を上げるなどで仕上げていって他の舞台でもかけたいと思います。
ネタでフェイクマイク(何の機能もないプラスチック製のおもちゃのマイク)を使うのですが、どんな店で売っているかわからず、とりあえず各地のドン・キホーテをうろついている時期がありました。
最終的にはアマゾンで買いました。
2本目:家電量販店【新作】
家電量販店で商品を紹介している人
これも1本目と同じ時期に考えていたネタです。
賞レース目前で目標が明確になると頭が回るものなんでしょうか。
結果的に、今回のライブ後、一番名前を挙げていただいたコントになりました。
ただ、このネタが一番跳ねるのは個人的には意外でした。
なんなら最後の最後までこのコントをセットリストに入れるか迷っていたぐらいでした。バカウケできるタイプのコントではないよな、と先入観がありました。
ウケた箇所が台本の骨子ができてから追加したところが多かったような。
ネタを突き詰める作業を諦めてはいけない。
このネタもまたどこかでやります。
結構可能性を感じました。
1本目のフェイクマイク同様、家電量販店の店員さんが着用しているユニフォーム(赤色のビブスみたいなウェア)がどこに売っているのかわからない時期がありました。
最終的に買ったウェアも本当に正しいのか未だにわかってません。
3本目:ヘッドスパ行ったんだ
前日にヘッドスパに行ってきたという彼女と話す彼氏
今年のR-1の1回戦・2回戦を共にしてきたネタです。
試行錯誤を重ねて前半をごっそり変えたり、ボケを変えまくったりで新ネタ段階から原型をとどめてません。
いわゆる「ネタを叩く作業」を今までで一番頑張ったネタかも。
GERAPP CHAMPIONSHIPから降格して、2部の位置づけにあたるGERAPPROJECTで1位になって復帰を決めたネタでもありました。
昨年12月から今年1月にかけての孤立人間、孤立人間・泥、みんなのペチカ(12月東京)、みんなのペチカ(1月大阪)とずーっとやってきました。同じネタばかりで主催者の方には申し訳なく思ってました。
ネタ中にかかるフリーBGMにも愛着が湧いてきて、作業用BGMとしてふと流してしまうレベルには行きました。
完成版としてどこかで動画にまとめようと思って今回やりました。
後々、動画として公開するかもしれません。
一番最近足したボケが個人的に好きなのですがそこは明確に滑りました。
4本目:野球観戦翌日~呑まれすぎ注意~【新作】
生で野球観戦した翌日に友達と話す大学生
WBC期間中に思いついたネタです。影響されやすすぎる。
このネタをやりたいがために開催したライブといっても過言ではないです。
「ネタ尺が7分、フリも長すぎる、ニュアンス色が濃い、って普段のバトルライブではやりずらい要素が揃いも揃ってどうするよ、でもアイデアは好きなんだよなぁ」というモヤモヤを発散したかったわけで。
ライブ終了後、観覧いただいた方から「大学生の演技が大学生すぎました」と声をかけてもらったのが嬉しかったです。実年齢より若い役もまだまだいけるぜ。
次はいつできるでしょうか?2回目をできる日があればもっと良いネタにブラッシュアップしておきます。
5本目:桜の木の下で再会【新作】
高校の同級生と再会しようとする男性
これも新作です。
アイデア自体はかなり前からあったのですが、見せ方でうまくいかないなぁと思っていて塩漬けにしていました。
そこからしばらく経って、フリーBGMでない既存曲を使用するという方向に舵をきって初披露となりました。
結果としてロジックもへったくれもないバカネタになりました。
このネタに関しては、もう少しうまくやれたなぁ、と後悔しています。
サビの部分に合わせてセリフ、動きを合わせないといけないネタなのにうまく調節できなかったと個人的には思ってます。
再チャレンジの意味も込めてまたやります。
6本目:ラーメン屋最後の日
ラーメン屋を畳む日の店主
最近ちょこちょこやっているネタです。
昨年12月の主催ライブ「手札のワカレ道」が初卸しでした。
初卸しの際に結構いい感じだったので他のライブでやってみるものの、その後はあまり奮いません。
今回も納得できない部分があったので、今後どうしようかなぁと思ってます。ネタを叩くかネタを捨てるか。
個人的には序盤のマイムでテンションが上がります。
あの動きが楽しいだけでやっているという説もある。
ラーメン屋の衣装って意外と統一されたユニフォームのイメージってないですよね。下がジーパンの店もあるぐらいだし。
白のビニール製の長靴とかの方がリアリティーは出るだろうけど荷物がかさむからなるべく避けたいですね。靴は本当にキャリーケースの体積を食うので。
以上です。
ネタの側の部分を面白がってもらえれば幸いです。
そして、より興味を持ってきたという方がいましたら他の出演ライブにも是非来ていただきたいですね。
何卒よろしくお願いします。
では。
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