ラグビーWorld Cup2023 準決勝
お久しぶりです。みえせ😘です。
ついこの前始まったと思ったら、残す試合は3位決定戦と決勝の二試合のみ。時の流れってこんなに早かったっけと思ったり思わなかったり...
さて、今回は準決勝の試合の感想を書いていきます。一素人の感想も上に、拙い文章ですが読んでいただけたら嬉しいです。
準決勝第一試合ニュージーランド対アルゼンチン🇳🇿×🇦🇷
この試合は大方の予想通りニュージーランドの強みが良く出た試合でした。ゲインラインを越えたら次々とサポートが現れボールを繋ぐシーンが数多く見られました。アルゼンチンとしては敵陣でプレーし、ペナルティゴールで徐々に得点を重ね、点差を離されない戦いをしたかったのではないかと思っていました。が、ニュージーランドが上回っていた印象です。
ニュージーランドはDFではあまり前に出ず、DFラインに人数を並べ、相手の攻め手を無くしていました。まさに「勝つべくして勝つ」。そんな試合でした。
選手にフォーカスすると、ウィル・ジョーダンのハットトリック、準々決勝をチームの規律違反で欠場したマーク・テレアのディフェンス突破(ゲインメーター)が目立っていました。が、個人的にはアタック、ディフェンス共に目立っていたナンバー8のアーディー・サヴェアや、劣勢の中最後まで気を吐いていアルゼンチンのフランカー、マルコス・クレメルやタックル数両チーム合わせて一位のトマス・ガジョに注目してもう一回試合を見てほしいなと思ってます笑
こう見ると個人的な理由で挙げた選手は全員フォワードですね笑(私がフォワード出身だからかもしれません笑)。ただ、FWのセットプレーでの頑張りがなければトライを取れる機会が格段に減るということを忘れないでください泣
ただ、FWがキープしたボールをトライまで繋いでくれるBKがいること、両者が互いをリスペクトしていることは強いチームである証拠です。きっと決勝でもよい結果を残してくれることでしょう。期待しています。
準決勝第二試合イングランド対南アフリカ🏴×🇿🇦
続いて第二試合の感想です。この試合は正に死闘。最後の最後までどちらに転ぶかわからない試合でした。
イングランドはいつも通りハイパウントキックを、長身のフルバック、フレディ・スチュアートにチェイスさせ、ボールを再獲得しエリアを獲得していく戦術に見えました。そんなイングランドに対し、南アフリカの両ウイングは170センチ代の2人で、ハイボールの再獲得率はイングランドが圧倒的に優勢でした。その上、試合中降り続いていた雨の影響で両チームともハンドリングエラーが多くボール保持もままならない状態でした。特に南アは重要な場面でのハンドリングエラーが多かった印象でした。そのため試合は60分過ぎまでイングランドのペースで進んでいました。そんな中、南アフリカに流れる嫌な空気を変えたのが17番の「まるでスクラムを組むために生まれてきたような肉体」のオクス・ンチェ選手。やはりラグビーはFWのスポーツと言わんばかりのスクラムマネジメント。素人の私には画面上ではスクラムでのやり取りは分かりませんが、彼が入った後のスクラムが変わったのは容易に感じ取ることができました。フランス戦同様にフェアキャッチからのスクラム選択も彼がもたらした選択でしょう。
そんなFWの奮闘に答えたベテラン司令塔、ハンドレ・ポラード。決勝点となった約50mのペナルティゴールを決めた選手です。キックを決めた後のネットでは「彼のハートは凍りついている」といったポラードのメンタルの強さにフォーカスした投稿や記事が出ていました笑
難しい角度や、プレッシャーのかかる場面でのキックを決めた選手に対してしばしば見られるこの表現ですが、四年に一度、外せば負けるかもしれない場面でショットクロックを20秒以上も残してHポールの真ん中に決められる彼にこそふさわしい表現なのではないかと感じました。
ポラードのPGの後、イングランドがウイングのジョニー・メイに変えてジョージ・フォードを繰り出した采配も非常に面白かったです。ファレル主将とフォードが同じグラウンドに立ち、南アフリカがペナルティを犯せばどちらかのキッカーがゴールを決める、或いはエリアを進めた後にどちらかのキッカーがドロップゴールを決めるというまさに恐怖そのものでした。南アフリカ国民、ファンは生きた心地がしなかったでしょう。しかし、その後の2分間に及ぶイングランドの猛攻を凌ぎ南アフリカが劇的逆転勝利。鳥肌が止まりませんでした。試合が行われるたびに今大会のベストゲームが更新されていくような感覚になりました笑
決勝に向けてNZL×RSA
どっちが勝っても大会最多優勝回数、また南アフリカにとっては大会連覇がかかる試合。面白くないわけがありません。(🇳🇿ファンなので応援は🇳🇿です笑)
イングランド対南アフリカの試合後はに色々とありましたが()、お互いにベストなメンバーで決勝が行われることを期待します。
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