べんじょがみのこと
ぼくのおじいちゃんは、べんじょがみをつかっています。
べんじょがみというのは、トイレットペーパーのことです。
しかくくて、すこしゴワゴワした、やわらかいかみです。
大きさは、せいかつかのきょうかしょとおなじぐらいです。
うすさは、しゅくだいのプリントよりも、あつい。
まっ白なかみとはちがういろですが、白いです。
ひょうめんをかんさつすると、小さないろがてんてんになってついています。
おじいちゃんにきいたら、しんぶんしがリサイクルされているといっていました。
エスディージーズをいしきした、かんきょうにやさしいしなものなのだそうです。
おじいちゃんが子どものころは、みんなべんじょがみをつかっていたのだそうです。
おなかをこわしてなんどもトイレにいくと、おしりがいたくなったのだそうです。
いまうちにあるトイレットペーパーをつかえばいいのにといったら、ふいたきになれないのでつかいたくないといわれました。
いえにあるものをつかわずに、べつのものをかうことはエスディージーズじゃないのかなとおもいましたが、リサイクルひんなのでもっとつかうようにしないといけないのだといわれました。
ぼくは、うちにあるふつうのトイレットペーパーをつかいたいです。
いっかいにあるトイレは、おじいちゃんがべんじょがみをおいているので、ぼくはにかいのトイレをつかっています。
おじいちゃんはトイレいがいでもべんじょがみをつかいます。
ごはんのときおしるをこぼしたら、べんじょがみでふきます。
ねこがけだまをはいたとき、べんじょがみでふきます。
せんめんじょのあしもとがみずだらけになったら、べんじょがみでふきます。
大あめの日にはいたクツをかわかすときに、べんじょがみをギュウギュウにつめこみます。
はなをかむときも、べんじょがみをつかいます。
おじいちゃんのへやのごみばこは、いつもまるまったべんじょがみでいっぱいです。
リビングも、キッチンも、べんじょがみのゴミがあります。
タオルでふけばいいとおもいましたが、せんたくものがふえるとせんざいやみずをつかうことになるから、べんじょがみをつかったほうがせつやくになるといわれました。
リサイクルでできているし、うすっぺらいかみなのでもやしても大したことはないのだそうです。
ぼくは、エスディージーズのじゅぎょうで、いっぱいべんきょうをしました。
いろいろとわかったとおもっていましたが、わかっていないことがおおいことがわかりました。
もっとべんきょうをして、ちきゅうをまもるためにかんきょうにいいことをやっていきたいとおもいます。