「話す」で悩みを整理して、「書く」で自分を見つめる #わたしのcotree習慣
自分の感情の機微に疎く、気づいた時には「もうキツイわ、身体動かん……」という状況になってしまうわたしにとって、心の専門家に直接相談できる「カウンセリング」は、健やかに生きる大きな支えになっています。
これまでcotreeで「話すカウンセリング」も「書くカウンセリング」も利用してきて、つくづく「自分の状態によって、どちらのスタイルが合うかは変わるものだな」と感じています。
特に個人的によかったなと思うのは、「話す」を受けてから「書く」を受ける、という方法です。
「話す」でモヤモヤを整理して、どこから取り組むかを一緒に考えてみる
カウンセリングを受けようと思った時は、抱えたストレスがムクムクと育っているような感覚がありました。
「もう自分の力ではどうしようもない気がする」
「憂鬱なことばかり考えてしまって、仕事にいまいち集中できない」
「とにかく状況を打破したい、はやく楽になりたい」
つよい焦りを抱えながら、様々な課題があり何から取り組めばいいかすらも迷っていて。とにかくまずはカウンセラーさんと話をして、自分の状況を共有したいと思っていました。
45分間、自分の話だけができる。そして心の専門家に聞いてもらって、整理してもらったり、フィードバックをもらったりできる。そのおこないこそが最大の安心材料になったし、終わった時には「もう一人じゃない」と強く感じられたことを覚えています。
また、特に最初は「どのぐらい話せばいいの?」「こんな話しても笑われない…?」など、ハードルの高さを感じて遠慮がちになってしまっていて。こちらの表情なども含めて伝わること、情報が間違って伝わってしまった時にすぐ訂正できることは、リアルタイムで対話を重ねる「話す」だからこそだと思います。
「書く」で自分の心とゆっくり向き合う
「話す」を何度か受けて安心、信頼が育ってくるに連れ、だんだんと「自分とじっくり向き合う時間を取りたい」と思うようになりました。そこでわたしが利用し始めたのが「書く」カウンセリングです。
メッセージでのやりとりなので、自分の気持ちに適した言葉を丁寧に探せるし、カウンセラーさんからの問いを見返すこともできる。自分のペースで進められることがとても心地よいです。
扱うテーマが複数になることもありますが、「身体面」「過去の出来事の受け止め方について」など見出しをつけ項目ごとに分けられるのもテキストだからこそですよね。
「話す」を受けることで焦りや不安が落ち着いたからこそ、「書く」でじっくり自分を見つめられるのだろうし、カウンセラーさんのメッセージを待つ余裕もあるんだろうなと思います。
「話す」と「書く」の使い分け方、わたしの場合
今は「書く」を受けていますが、これからも、大きなトラブルがあって焦っている時には「話す」を受ける等、自分の状況にあわせて使い分けていきたいな、と考えています。
判断に迷った時のために、「話す」と「書く」の使い分けポイントをまとめておきます。(あくまで個人の実感なので、参考までに)
◎こんな時は、「話す」を選びます
・課題に対してはやく解決したくて、わりと焦っている
・45分間人と話しながら思考を巡らせるエネルギーがある
・モヤモヤの整理から取り組みたい
・時間を決めて自分と向き合いたい
・カウンセリングの受け方などについて不安がある
◎こんな時は、「書く」を選びます
・疲労感があり、人と話すことが少したいへん
・時間をかけてじっくり自分と向き合いたい
・日々の感情や体調をモニタリングしたい
・あまり急ぎの課題はなく、メンテナンス的な意味合いでカウンセリングを受けたい
もちろん、焦りがある時に「書く」を選ぶ人もいるだろうし、疲労感がある中でも「話す」のほうが安心という人もいると思います。カウンセラーさんとの相性、得意なコミュニケーションの方法などは人によって異なると思うので、自分に合った受け方を見つけてもらえればなによりです。
「今のわたしには、どちらが合っていると思います?」と聞いてみるのもあり
「話す」と「書く」の使い分けについて書きましたが、正直どちらもすてきなサービスだし、「この状態なら絶対にコッチ」というのはないと思います。
両立する方もいますよね。ベースは「書く」にして、月1くらいで「話す」を受けるとか、いいかもなと考え中です。
だから判断に迷った際には、カウンセラーさんにどちらがいいか確認してみるのもアリだと思います。
(ちなみに、cotreeに登録して初回カウンセリングを予約する前であれば、コンシェルジュの人に使い方の相談ができます。そこでそれぞれの特徴を聞いてみるのもいいかもしれません。)
カウンセリングを受けるか迷っている方にとって、参考になれば幸いです。