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相撲界のイケメン10選第二弾!歴代の力士をご紹介

前回、2024年度版のイケメン力士をご紹介させていただきましたが、今回は歴代のイケメン力士を選んでみました。こちらは数が多いのでさらに難しい。

歴史を振り返ってみると、隠されたレアなイケメンも結構いるんですよね。ぜひそちらもご紹介したいところですが、それはまた次回の楽しみに残しておきたいと思います。

まずはみなさま方がよくご存知の10名のイケメン力士を紹介させていただきます。

千代の富士

画像出典:NHKアーカイブス

北海道松前郡福島町
九重部屋
1955年6月1日~2016年7月31日
第58代横綱

イケメン力士と言えば、誰もが納得のこの人!ストイックでドラマティックな生き方も鋭いウルフのような瞳も、老若男女が愛した横綱千代の富士。

相撲に詳しく無い人でも、一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。文句なしのイケメン力士です。

寺尾(てらお)

画像出典:NHK首都圏ナビ

鹿児島県姶良群加治木町
井筒部屋
1963年2月2日~2023年12月17日
東関脇

ニヒルな横顔が素敵すぎる寺尾!とても相撲を生業に生きている人とは思えない、モデル級の美しさ。引退後は井筒部屋付きの錣山部屋を創設し、親方として数々の力士を育てていました。髷をおとした私服姿もかっこいい!

力士時代は「土俵の鉄人」と呼ばれて、怪我やメンタルの強い力士として人気がありました。身体が丈夫で無茶な生活がたたったせいか、早逝なのが残念でなりません。

千代の国(ちよのくに)

画像出典:NHKニュース

三重県伊賀市
九重部屋
1990年7月10日
東前頭筆頭

少年のような愛くるしい千代の国。真面目な性格ですが、たまに垣間見せるはにかむような笑顔がたまらなくかわいい。

幼い頃、千代の富士のファンであった父親に連れられて九重部屋の稽古見学をして、力士たちの迫力のある姿や強さに感動。その頃から「将来は力士になる」と決めてひたすら邁進したそうです。

天性の才能がありながら、怪我に泣かされてそれでも何度も這い上がった根性の力士でした。

勢(いきおい)

画像出典:NHK「アスリート×ことば」

大阪府交野市
伊勢ノ海部屋
1986年10月11日
西関脇

背筋が伸びてすらりと高く、手足の長さはかっこいいだけじゃなく、相撲にも適しています。細身ですが筋肉質でがっちりとしているため見た目にも素敵。

勢は歌が上手いのも有名です。彼の相撲甚句は、圧倒的な迫力で聴く者を魅了します。そしてトークも上手く、バラエティ番組でも人気者です。

また勢は昭和61年生まれで、その年に生まれて関取となった15名のことを「花のロクイチ組」といいます。他に、稀勢の里や豪栄道などそうそうたるメンバーが名を連ねています。

琴欧州(ことおうしゅう)

画像出典:日本相撲協会

ブルガリア・ヴェリコ・タルノヴォ州ヴェリコ・タルノヴォ市
佐渡ヶ嶽部屋
1983年2月19日生
東大関

下がり眉が気の弱そうな琴欧洲ですが、外国人らしい力強い取り組みは気の弱さなど微塵も感じさせません。人懐こい笑顔とたどたどしい日本語に、ファンは魅了されました。

言葉も文化もわからない国で、親元を離れひたすら立派な相撲取りになるとけなげに稽古を続けたことで、少しずつ番付をあげていきました。

2014年、怪我がもとによる休場。その後心身の限界を感じ引退することに。翌年の2015年、鳴戸部屋の師匠に就任。ヨーロッパ出身力士として初の師匠となりました。

北の富士(きたのふじ)

画像出典:NHKニュース

北海道旭川市
九重部屋
1942年3月28日~2024年11月12日
第五十二代横綱

2024年に惜しまれながら亡くなられた北の富士さん。今でも粋でかっこ良いですが、現役時代はかなりモテモテだったことは言わずもがなです。

現役時代は稽古嫌いで知られており、そのために成績が振るわなかったこともありました。しかし恩師の死をきっかけでしっかり稽古をするようになってからは見違えるように番付をあげていきます。身体は柔らかいことで怪我が少ないことも強さの秘訣であったようです。

解説でも大人気だった北の富士。舞の海さんとのお馴染みの鋭い掛け合いは、大相撲中継の楽しみのひとつでもありました。

霧島(きりしま)

画像出典:日本相撲協会

鹿児島県姶良群加治木町
井筒部屋
1959年4月3日生
東大関

今活躍しているモンゴル人の霧島は、この人の名前を襲名しました。

鹿児島の男らしく、ワイルドで男っぽい力士ですが、顔立ちにも滲み出る繊細さが、乙女たちのハートを打ち抜きました。

若嶋津(わかしまづ)

画像出典:日本相撲協会

鹿児島県熊毛郡中種子町
二子山部屋
1957年1月12日生
東大関

甘いマスクでいかにもモテ男の若嶋津関が選んだ女性は、当時大人気のアイドル歌手の高田みづえさんでした。衝撃的なニュースに当時は騒然としましたが、とっても幸せそうな二人の様子に、ファンからも心からの祝福が贈られました。

高校出で軽量だった若島津関は、周囲から期待されない中で、軽量でも幕内最高優勝をした貴ノ花を自分に重ね合わせて目標に頑張ります。残念ながら横綱まであと一歩というところで、怪我などが重なり逃してしまいました。

貴乃花(たかのはな)

画像出典:日本相撲協会

東京都中野区
二子山部屋
1972年8月12日
第六十五代横綱

今はすっかりチャーミングなおじさんとして、バラエティ番組でも人気の貴乃花ですが、幼い頃から天才力士として名を馳せておりました。

かつての貴乃花の父親も負けず劣らずのイケメンで女優の藤田憲子さんとの間に生まれ、兄の若乃花と共に、相撲ブームを巻き起こしました。

白鵬(はくほう)

画像出典:日本相撲協会

モンゴル・ウランバートル市
宮城野部屋
1985年3月11日
第六十九代横綱

この人を見たとき、かくも美しい人がいるものかと感動しました。人を射貫くような鋭い目。しなやかで屈強な筋肉。陶器のような滑らかな白い肌。力士とはこれほどまでに美しいのか。

彼の圧倒的な強さは正々堂々とさせ、まるで日本人よりも日本人らしい侍のようでした。晩年は怪我に悩まされ見る影もなくなってしまったのは残念ですが、それもある意味彼が貫く美学だったのかも知れませんね。

まとめ

私のイケメン力士の定義は、ただ見た目がかっこいいだけではありません。取り組みの鮮やかさやその生き様や言動など、すべてをひっくるめた人間性。それらをトータルで判断させていただきました。

そういう意味では、やはり千代の富士がダントツかっこいいと言えるかも。

さて、2025年。相撲界はどんなドラマが待っているのでしょう。そして新たなイケメン力士の登場はあるのでしょうか。

初場所で優勝した豊昇龍は、朝青龍の甥っ子として知られています。照ノ富士の引退後、豊昇龍の横綱昇進の嬉しいニュースが飛び込んできました。愛嬌のある笑顔がかわいい豊昇龍、今後の活躍が楽しみですね。


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