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2024年の"裏側"と、 2025年の抱負。
皆さんこんにちは、山本宝です。
本当にこれまで、たくさんの方々に支えられながら進んできました。
起業してからずっと走り続けてきていますが、今年は、
一つひとつのアクションの想いや裏側も皆さんに届けていけたらと思っています。
今回はそんなnoteの第一弾として、2024年の"裏側"と2025年の抱負を綴ってみました。かなり赤裸々な内容になっていますが、「チャレンジし続けたい人」や「変化の多い時代を生き抜くヒントがほしい人」の力になれればと思って書いた次第です!もちろん、お世話になっている皆さまへの感謝も込めて…♡
2024年を一言であらわすと「変化」
2024年は実は、「這い上がった」一年でした。
経営している北野メディウム邸が過去最高売上を達成、「となりの人間国宝さん」出演、パールブランド創業とパリコレ出演、本の出版とか、出来事だけ並べていくと順風満帆。だけど実は、それは2023年のドン底から這い上がるなかで結果的に生じた「変化」だったんです。
谷底に落ちた2023年
2023年は人間関係のなかで「ぼろぼろ」になりました(笑)。
プライベートと仕事、それぞれの人間関係でショッキングな出来事が同時に発生したんです。結果的に自分と向き合わざるを得なくなって、それが2024年に繋がった面もあるかもしれませんが、本当に大変でした。
共通する要因だったなと思うのは、「自分の意見や考えを言わなかった」こと。基本的に相手に合わせる受け身な考え方をしていたから、自分の意見や心にのぼった感情も殺してたところがあったと思うし、何より「意見が違ったらどうしよう…」っていう怖さがあった。自分がしっかりハンドル握らなきゃいけないところを握れなくて、プライベートも仕事も人間関係がどんどん崩れていったんですよね。
会社は最終的に、事業の重要な意思決定をする場でも私が意見できる時間はほとんどない、みたいな状態にまでなりました(笑)。働いていた人たちは不満を持っていただろうし、結果的に、北野メディウム邸を開業したときに集まったメンバーは全員いなくなってしまったんです。組織崩壊から復活した話は、また別のnoteで書きますね。
2024年の復活を支えた「ラフ描き」
実は私の2024年は、そういう組織が崩壊して大変な状態からのスタート。とにかく自分の考えを紙に書いて書いて書きまくって、自分と向き合い続けました。起業を支えた『ラフ描き』の本も昨年は出版させてもらいましたが、本を書けたのも、私自身がラフ描きをしまくっていたからかもしれない(笑)。自分の頭にのぼってきた考えとかも全部紙に書き出して、そこから捨てるものを捨てて、どんどん磨きをかけていった。そしたらやっぱり、自分の意見を伝える勇気を持つことが大事なんだなとわかりました。
なので、2024年は自分の意見をしっかり伝えることを意識。ドン底から這い上がっていくなかで、大切なところだったと思います。
あとは、誰とやるか?ってすごく大事なんだなーというのも気づきで。自己成長意欲が高い人はたくさん成果も出せるし、一緒に働いていて気持ちのいい部分もあるけど、「こうあるべき」っていう基準を無意識に他者に適用しちゃうんですよね。そういうスタイルでリーダーシップを発揮していくカリスマの方もいると思うんですが、私はそういう人たちを束ねることはできなかった。だけど自分のなかではやっぱり「ラフに」って考えが大切なんだなと気づきました。
「こうでなければならない!」と握りしめるんじゃなくて、心は軽やかに。ラフに軽くいた方が、自分らしさを捨てることなく進んでいけるんだなってことも、2023年の惨劇を経て(笑)、2024年を這い上がっていくなかで感じたことです。今まで経験したことないくらいの大変な状態からスタートだけど、そんな状況でも心はラフに。真剣に考えすぎていたら逆に、登らなきゃいけない崖の高さに目がいって、登ってこれてなかったかもしれません。
ラフ描きの原点
自分ではない誰かになってしまうような感じで這い上がってきたとしても、それは結局、抜け出したことにはならない。実は私がラフ描きを始めたのは、社会人になって自由な時間が増えてからでした。学生の間は忙しさそのものを楽しんでいるような感じだったんですけど、自分も周りも社会人になって時間の使い方が変わったときに、「え?どうしよう」って自分のことがわからなくなった瞬間があって。そこから必死に「私は何がしたいんだろう」って自分と向き合い始めました。そしたら、「何十億はいらんな、だけど会社はつくりたいな」みたいに自分のことがわかってきて。自分のデザインを知っていくような感覚だったかもしれない。そこから「原石を磨ける場所」をつくりたいと思って、「ROUGH LABO」を創業したんです。ある意味2023年は大変な状況のなかで削ぎ落とされたものもあり、2024年は自分のそういう原点を確認する1年だったかもしれません。自分の原点に立ち返っていくなかで、結果的に素敵な人たちとのご縁も生まれたし、いろんな物事が形になっていったなと思います。
2025年は「短距離走」
たくさんのプロジェクトが動き出しているし、これまで支えてくださった皆さま、応援してくださっている皆さまにお知らせしたいこともいっぱいあります。今年は少しずつnoteやXでの発信も増やして、取り組みの裏側などもお届けしていけたらと思うのですが、ずーっと走り続けているような感じではなくて、「短距離走」を意識します。
途中途中で、意識的にしっかりと立ち止まる。自分らしさを失っていないかどうか確認したり、原点に立ち返ることを新しい発想のヒントにしていったり。でもダラダラしているわけじゃなくて、走るところはしっかり走り切る。そういうラフさと全力疾走のバランスを大切にしていきます!
頑張りたい!だけど頑張り方がわからない…っていう人は結構多いんじゃないかなと思います。かつての私がそうでした。でも自分を変えたい、成長したい、もっと自分らしく生きたい、そんな風に考えている人たちのヒントになればと思って、2024年を振り返るnoteを書いてみました。
2025年も、どうぞよろしくお願いします!
p.s.
ちょっとだけネタバレすると、今年はラフ描きをプログラム化したサービスもリリースしようと準備中です。気になる人は、Facebook/Instagram/Xのどれでも構わないので、ぜひDMください!
サービス受けてみたいって人も大歓迎だし、一緒にサービスを創ってみたい、ラフ描きしながら一緒に新規事業を生み出す仲間になりたいって人も募集中です!
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