タイヤ交換のことを考えていたら、車を手放したくなった話〜車を持つメリット・デメリット〜
こんにちは。たっとです。
北海道にもようやく春の兆しが訪れています。気温もプラスに転じ、雪解けも進み、真っ白だった道路もアスファルトの黒になってきました。
ということで、タイヤ交換の季節です。
タイヤ交換。それにはお金がかかります。その金額およそ15,000円……高い……交換したタイヤの保管もお願いしているので、それを含めると約25,000円です。これが半年に1回。つまり、1年にしたらタイヤ交換費用だけで、50,000円程かかります。わーお。
そして今年は車検の年。車のサイズ的におよそ100,000円弱かかる見込みです。わーおわーお。
他にも、税金、保険代、消耗品など、お金がかかる部分が至るところにあります。
こんな事を考えているうちに、「車、手放したい〜!!」という気持ちになり、この文章を書いています。
ただ、いまは車一台に生活道具のすべてを積んで、転々としているアドレスホッパー生活中なので手放すわけには行きません。(今はこんな生活をしています↓↓)
ただ、いずれ定住地を決める時には、「車がない生活がいいのか否か」によって、自ずと場所は限られてきます。
ということで、この機会に子どもなしアラサー夫婦が車を有するメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
車を持つメリット
まずはじめに、メリットを挙げていきましょう。
だいたいどんな場所でも住める
日常の行動範囲が広がる
移動のときのプライベート空間が手に入る
荷物の多い買い物にでかけやすくなる
災害時の逃げ場になる
こんなところでしょうか?
私達夫婦にとって、車を持つ最大のメリットは、1の「だいたいどんな場所でも住める」です。車があれば、住めない場所はほぼないでしょう。移住先の選択肢が広がります。
2~4は、生活に彩りを与えるプラスαの部分でしょうか。車を持たなくても生活できる場所にとっては、あればいい程度の部分です。正直、毎日出かけなくてもいいならカーシェアリングで十分だろうな〜と思っています。
5は、もしものときの備えですね。かなり大きなメリットになるでしょう。北海道全土での大規模停電があったことを考えると、備えは必要です。特に電気自動車やPHEVだと電源になるので、停電になっても安心ですよね。
車を持つデメリット
続いて、デメリットを挙げていきましょう。
お金がかかる
事故のリスクがある
車のことを考えなくてはならない
大きくは、この3つが車を持つデメリットだと考えています。
1.お金がかかる
お金がかかるのは言わずもがなですね。以下のサイトによると、維持費だけで平均月額30,000〜40,000円くらいかかるそうです。
ここに車の本体代が加算されます。車の本体代を月額に直して考えると、平均月額20,000〜30,000円が多いそう。
となると、月額費用にして約50,000〜60,000円ものお金を車に払っていることになります。地方だと家賃と同じくらいの金額ありますよね。わーお。
車を複数台持っている田舎の家の人は、車なし都会暮らしよりも、固定費が高い気がします。
2.事故のリスク
これも車を持っている大きなリスクでしょう。いくら自分が気をつけても、他人からぶつけられたら終わりです。よく赤信号無視で突っ込まれたり、踏み間違いで暴走したりしているニュースも見ますよね……あんなのに巻き込まれたら最悪です。目も当てられません。
こういった事故のリスクは、絶対に0になりません。また、被害者側ならまだしも加害者側になってしまったら一生が終わります。リスク高すぎですよね。
「事故のリスクを考えていたら、車なんて乗れないよ」と言われそうですが、車を持つ上で考えておくべきリスクだと思います。
3.車のことを考えなくてはならない
タイヤ交換だー、車検だー、保険だー、こういうふうに車のことを考えなくてはならないことが、もはやストレスです。ここらへんの管理をすべて人にお願いできたらいいんですけどね。(そう考えるとやっぱりカーシェアリングがベターかな〜)
「車が好きで趣味」というなら全然いいと思います。先に挙げた2つのリスク以上の楽しみがそこにあると思うので。ただ私たち夫婦にとって、車は道具に過ぎません。
結論、車は手放す?
ここまで、メリットとデメリットを考えてみました。ここまでの思考から、現状の結論を導きたいと思います。現状の結論は、
です。
上にも書いたとおり、「車を持たない」という選択肢を取ると、住む場所が限られてしまうことがネックです。維持費などを考えなくていいほどにお金があれば別ですが、いまはまだ車にかかるお金も気になります。
ただ、これはあくまで現時点での結論です。この先変わるかもしれません。札幌以外にも魅力的な街が北海道にはたくさんありますから、車にかけるコストを考えても、この街に住みたい!と思える場所があれば、車を持ち続ける、という選択肢をとることになるでしょう。
車を持つか持たないか?この1年間悩み続けそうなテーマです。