みんなにおすすめ教えます!

hoshichikさんのバースデー企画「みんなにおすすめ教えます」に参加します!

「自分の好きなアートの作品について、1~3作品、語っていただけませんか?」というこの企画、好きなアート作品っていろいろあるんですが、今noteにいることになってる原点的な作品について語ってみようと思います。

おすすめその1:小説「子どもだけの町」ウィンターフェルト作

子供の頃から、物語を読むのが大好きなわたしでした。けれど、わが家は裕福ではなかったので、本も今わたしがばかすか買ってるようには、気軽には買ってもらえなかったみたいなんですよね。おぼろげにしか覚えていないけれど。

多分、小学校低学年だった気がするんですが、用事でお出かけした時に、商店街の本屋で2冊本を買ってもらいました。

学研のこどもむけの小説シリーズの黄色いハードカバーです。

買ったのは、ウィンターフェルトの「子どもだけの町」とネズビットの「砂の妖精」。

こどもの頃に持っていたほかの本は多分ほとんど処分した気がしますが、この2冊は、もうシミだらけになっちゃいましたが、今でも大事に手元に置いてあります。

中でも、「子どもだけの町」は、わたしのエンターテイメント魂の原点とも言える作品です。

こども達が言うことをきかなくて悪さばかりするから、大人達が相談して、数日町からいなくなってしまうんですよね。でも、数日のはずが、なかなか大人達は帰って来ず……。こども達、どうする!!

という、物語なんですが、日常が非日常になるある種の冒険物語で、何度も何度もわくわくしながら読みました。

わたしは、いろんな物語を読む時に、どちらかというと主人公のヒーロータイプより、ヒーローの参謀役に憧れることが多いです。

グインサーガのヴァレリウス、アルスラーンのナルサス、ちょっと違うかもだけど、銀河英雄伝説のヤン・ウェンリー。

要するに、頭脳派タイプが好きなんですね。スパルタ黒木さんの流れですねww いっつもヒーロータイプのイケメン描いてるのにww

この本でも、語り手は、いかにもヒーロータイプのスポーツ万能でリーダーシップを取れるトーマスではなく、トーマスの友人で、眼鏡をかけた頭はいいけど運動苦手な「教授」と呼ばれる男の子です。

わたしもスポーツ苦手だったので、自分を投影して読んでたようなところもあるかもしれませんね。

この本で感じたわくわく感、それが、多分人生通じて、わくわくなエンターテイメントが好きになっちゃった、原点だと思います。

この本、いったん絶版しましたが、要望があり、復刻されました。

わたしが持っている本とは絵柄は違いますが、こどもさんに読ませたい方は、ぜひ~! 大人でも童話が好きだったり、映画の「グーニーズ」が好きな人は楽しめるかも!

▶ https://www.amazon.co.jp/dp/4894323281

おすすめその2:小説「言葉使い師」神林長平

すでに長くなっちゃってますが、まだ行きますww

二つ目のおすすめは、これまた小説。神林長平さんの「言葉使い師」。

これも、わたしが、小説を書きたいと思った原点となる作品です。これは、童話じゃなくて、SF小説です。

この神林長平さんという作家は、世界の境界線をどろどろと溶かしてみせてくれるすごいSF作家さんで、わたしが、この世界はバーチャル世界的な世界観を持つようになってしまったのは、おおかたシェイクスビア(劇場型世界)とこの方のせいですねww

「敵は海賊」シリーズとか、人によっては、わけわかんないと思います。パラレルワールドとか、タイムパラドクスとか好きな方には大好物かもしれません。世界が二転・三転して、自分のいる世界が失われても、大切なものは変わらないと思えるような人はうっとりして読めると思います☆

前置きが長くなりましたが(前置きかよ!)、神林長平さんの作品の中でも、傑作はほかに多々あると思いますが、わたしに強く影響を与えたのは、「言葉使い師」という作品です。

だいぶ前に読んだので、内容そのものはなんかもう忘れちゃって、原点なんで、読み直すのも怖くて読みかえしてないのですが、言葉使い師が言葉で夜空に赤い薔薇を描き出す、みたいな内容だったと思います。

そのイメージが、わたしの心に長く影を落とし、50歳になろうかという今頃、小説書きます!! とかいうことになってますね、はい。

神林さんは、バリバリのハードSFなので、スペースオペラ的なSF(舞台は未来や宇宙だけど、やってることは今と変わらない的なSF?)が好きな人にはウケが悪いかもしれません。バリバリでコアなSFが好きな方におすすめです。

▶ https://www.amazon.co.jp/dp/4150301735

おすすめその3:T.M.Revolution「RAIMEI」ミュージックビデオ

ラストは、音楽いきましょう。

こちらは、とにかく今好きなアーティスト、T.M.Revolution。

ガンダムシリーズやゲームとコラボすることが多いT.M.Revolutionは、アップテンポでパワフルな曲が多いです。

井上秋緒さんの歌詞(たまに西川さんも歌詞書いてます)、浅倉 大介さんの曲、そして、西川貴教さんのパワフルで情熱的なボーカル、この3つが三位一体となって、未来への力強さを感じさせる世界観を創り出しています。

中でも、井上秋緒さんの歌詞は、どうやったらこういう言葉が出てくるのだろう、と、呆然とするほかない、という感じです。言葉のチョイスと組み合わせのセンスが素晴らしいという言葉だけでは言い表せないですね。もはや脱帽。

その歌詞に、浅倉さんのこれまたパワフルな曲がよく似合う。パワフルなのに、洗練されていて情熱的。うーん。素晴らしい。

そして、ボーカルの西川さんの声がまた素晴らしい。わたしはクリアな声より、少しハスキーボイスの方が好きなんですよね。サザンの桑田さんとかね。声量もすごいですよね。今のT.M.Revolutionの歌は、さびがパワフルすぎて、わたしカラオケで歌えませんww

普段、好き好き言ってるので、アイドル的に好きかと思われているかもしれませんが、そうではなく、いや、それもちょっとあるけど、わたしは、T.M.Revolutionの音楽を聴くことで、立ち上がってくる世界が好きなんですね。未来を掴め、的な感じ? 好きですからねえ、そういうの。

で、語ったところで、今おすすめなのは、最新曲の「RAIMEI」。さらに、そのミュージックビデオが、YouTubeで公開されていますが、踊ってるところが、超かっこいいです。

▶ https://youtu.be/efQTbnDZ_mo

このビデオのメイキングが、CDの初回生産限定版に入っていて、西川さんの踊りをもうちょっと見ることができます。お気に入りです。しょっちゅう見てます!!! 鍛え上げられた肉体が素晴らしい。体幹がぶれてないです!!(←ポイントそこかよ!というw)今、筋肉がマイブームですし!

▶ https://www.amazon.co.jp/dp/B01HSFPA2M

以上、たからにゃのおすすめ作品でした!

がっつり語ってしまいましたが、気になったのがあったら、チェックしてみてくださ~い。

そして、遅くなりましたが、hoshichikaさん、お誕生日おめでとうございます! 素敵な一年でありますように!

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たからにゃ
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