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イケメンを見ている時、イケメンもまたわたしを見ているのだ
毎日修造ばりに、毎日イケメンお絵かきで、日々潤いのある日々を過ごしているたからにゃです。
イケメンはいいぞ!(*≧∀≦*)(ただし二次元)
先日から、展示会で販売するミニ原画にとりかかっていまして、とりあえず2枚描いて、値段いくらで販売するかなーとか考えてました。
原画の値段って、結構悩ましいんですよね。
安ければ買う方はお財布が嬉しいかなとは思うのですが、かと言って一点ものなので、手放すなら、それなりな値段でないと、手放す気になれない。
あと安すぎると、処分されてしまう心配もあります。ある程度いいお値段なら、捨てないでしょう?
でも、ごっつい値段つけたら、え?この絵にこの値段?って、人目が痛いと言うかね。
天才なら、そんなことでは悩まないのでしょうが、日々努力で、なんとか至高の美形を描こうともがいておりますので、値段つけも悩みどころなのです。
そんな中、二枚ミニ原画を描きまして、まあ値段これくらいかなと思ってたんです。
で、翌日、またミニ原画を描いてみたところ……
え?ちょ、待!
なんでこんなクオリティ違うの?
たった1日で、自分に何があった!!
で、つらつらと考えてみたところ思いあたりました。
流石に今日の顔の向きは、宙では描けないので、デッサン人形がわりのうちのイケメンフィギュアにご登場いただいたんですね。
この方です!
ミニチュアのマイク欲しいですねw
本来はデッサン人形ではなくて、フィギュアなんですが、木製のデッサン人形では筋肉的な造形が物足りないので、これ使ってます。
この人、フィギュアにしては可動域すごいですから、まあ、あんな格好やこんな格好など、させられるので、助かってます。
今回は、これを使って描いたんですよ。
それでか!
見て描くのと、そうでないのと、これだけ差が出るか……。
なんとまあ……。
見て描くことが大事とわかってはいるけれど、さすがにこれだけ差が出たのはちょっと自分でびっくり。
まあ、これ同じ値段では、売れないですよね。
最初の2枚はふつうに漫画チックなイラストですが、見て描いた後の2枚は、空間まで描けてますもんね。ここらへんは、デッサン教室での訓練のたまものだと思いますが。
ここのところ、それなりに資料を見て描いたりして、描く力はついてきたと思ってましたが、やっぱり見て描いた方がいいですね。
ただ、これも、見たら見たように描ける力が備わってきたから、見て描くとクオリティの上げ幅が大きい、というのもあります。
見て描こうとしても、見て読み取ってそれを形にする力がなければ、描いた絵に反映されないのですよ。
ということは、見て描いた絵と、そうでない絵にこれだけ差がある、ということは、自分もある程度基礎的な力はついてきた、と言えるのかもしれません。
では、見て描く力がない人はどうしたらいいのかというと、これはもう、見て描けるようになりたかったら、見て描けるまで訓練するしかなく、結局見て描くしかない、という身もふたもない答えになりそうです。
ただし、デッサン人形を使って描くことは、いくら精巧なモデルでも弊害があります。
デッサン人形は、デッサン人形であって、あくまで人体ではないのです。
先日、それでひどい失敗をしました。
デッサン人形にポーズを取らせて、それを参考に絵を描いていたのですが、描き終わって、自分でそのポーズを取ってみると、肩関節の可動域が全然違っていたのですorz
スケッチする前に、確認しろよ!と自分に、ツッコミを、入れまくりましたね。
透明感溢れるものすごくいい感じに描けたのに、肩関節がおかしいのが我慢できなくて、その絵はお蔵入りになりました。悲しすぎる。
ちなみにその時のポーズを踏襲したのが、今回の一枚目のミニ原画です。
「水に眠る」
今回は、ちゃんと関節おかしくないようにリベンジですよw
2枚目は、なんとなく出てきたイメージから。
「あなたの記憶を秋に溶かして」
どちらも、大阪の「秋麗の色香」展で展示販売予定です。
いよいよ開催まで1ヶ月を切りました。
よかったら、ぜひ原画をご覧になってくださいね!
イラストグループ展「秋麗の色香」
2018/10/17〜10/29 火曜定休
12時〜20時 最終日18時まで
会場:ぎゃらりぃあと(大阪府 大阪市北区黒崎町14-19)
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