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まず理解が先<1>

「障害がある人」の “障害がある”とは 、その人が日常生活や、大人になったときの社会生活などで不便を感じている状態を言います。障害には様々な種類があります。身体が不自由な人や、目が見えにくかったり、耳が聞こえにくかったり、知的な遅れが目立ったりする人がいます。

トライフル国分寺に通ってくださる方々は、知的障がいがあります。知的障害とは「知的な遅れ」が原因で日常生活や社会生活などで不便を感じている状態を言います。つまり、学力だけが知的な能力ではありません。社会生活に関わる適応行動をすることに明らかな難しさがあることも知的障がいの特徴です。知的障がいを判断する代表的な3つの基準には、「知的能力の遅れ」と「適応行動をすることの困難」が「発達期に現れている」ことが挙げられます。

例えば、物の名前を覚えたり、色の違いを区別したりする「認知」や 、家族の使っている母国語を再現したり、その言語を使って働きかけたりする「言語」に関わる機能などの「発達」や、簡単なお手伝いや仕事、短い時間でも自分 一人で過ごすことができる「余暇利用」などの『適応行動』が、同年齢の他者と比較して 、平均的水準より遅れがある状態とされています。

知的障がいがある人たちは、社会では常識と思われるようなルールが身についていないこともあるかもしれません。そのとき周囲の方々は叱ったり、注意したりして直そうとするかもしれませんが、すぐに直らないから障害があるのです。
ところが知的障のある人は時間をかければ(繰り返しの学習)で身につくことがたくさんあります。だからこそ「知的能力の遅れ」と「適応行動をすることの困難」に関して、どうしてできないのか?どのくらいできないのか?個々の特徴を理解した対応を重視していきます。それが支援の第一歩です。

<私たちのこと>
社会福祉法人宝ものは、本人主体で生涯を送ることができるように、意思決定を支援します。ここに集う方は皆さんが「宝もの」です。家族、地域社会、人類にとっての「宝もの」として光り輝く存在になるよう、共に努力を重ねることを誓います。
法人概要:社会福祉法人宝もの
所在地:東京都国分寺市内藤二丁目41-69
設立日:令和4年9月28日
事業所:令和5年7月1日開所 
    多機能型事業所(自立訓練6名・生活介護14名)
    相談支援事業 *準備中

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