「引き寄せ」「夢実現」に鮮明なイメージが必要なのは、ワクワクするためだけではない！最新VR技術が検証した、自然に未来に向かえる人の頭の中とは？
「なぜ、夢が叶う人と
叶わない人がいるのか？」
夢実現メソッドをお伝えする身として
常に考えてきたことです。
大きい夢でも美しく響く夢でも
叶わないものはいくらでもあります・
その分岐点は何でしょうか？
20世紀最大の道徳哲学者の1人
デレク・アントニー・パーフィットは
それを「未来を軽視しているから」だと
述べています。
では、どうすれば今ここにない
未来の自分を重視できるのでしょうか？
1. 人は画像加工された自分の顔に、リアリティを感じるか？
パーフィットは未来の軽視の原因として
「想像力の欠如」と「誤った信念」を
あげています。
表現を変えると、こうとも言えます。
この点、興味深い実験があります。
2014年、ケロッグ経営大学院の
ハル・E・ハーシュフィールドらの
研究チームは、成人40名の協力を得て
こんな研究を発表しました。
アメリカでは、平均寿命が
長くなるにも関わらず
若者の貯蓄率が低下していることが
社会問題になっていました。
そこで、研究チームは参加者に
撮りたての顔写真をおくってもらい
年齢進行プログラムと画像加工ソフトで
高齢になった時の顔の
イメージ画像を作成しました。
そして参加者に老後の退職金用に
若いうちからどれくらい積み立てるか
金額のシュミレーションテストを
受けてもらいました。
ただし、テスト画面上に
表示する顔写真により
次の2つのグループに分けました。
A群
高齢になった自分の顔の
仮想イメージ写真が表示されます。
B群
提出した 現在の自分の顔写真が
表示されます。
▲実際のモニター画面 下記の論文より引用
いずれの顔も無表情です。
結果は、面白いものでした。
高齢になった自分の仮想顔画像を目にしつつ
判断したA群は、そうでないB群よりも
約【29％】も多く、退職後のための
積立額を増やしたのです。
2. 未来を鮮明にイメージするのは、それが今とつながっていることを自覚するため
なぜ、こんな現象が起きたのでしょうか？
参考になるべきデータがあります。
それは、より多くの額を退職後のために
積み立てたA群は、そうでないB群よりも
約【26％】も、今の自分と未来の自分に
継続性を感じていたと回答したのです。
すなわち、まず未来の自分をイメージで
突きつけられたことで、未来の自分にも
リアルな感情がわきました。
そして、これにより今の自分との
つながりが見えたので、逆に
未来の自分に向けた準備的な
行動をとることができたのです。
いかがでしたか？
「鮮明にありありと未来の
自分の姿をイメージすること」は
夢実現法の王道です。
でも、それはただ楽しい空想で
気分を高める目的だけではありません。
それにより、現在の自分との未来の自分の
つながりを認識し、「未来を軽視しない」
態度を身につけるためだったのです。
ぜひ参考にしてくださいね。
本日もお読みいただき
ありがとうございます。
VR（ヴァーチャル・リアリティ）の発展は
夢実現法の世界を大きく変えるでしょう。
しかし、そこまで待つことはありません。
私たちは、すでに今の自分と未来の自分を
簡単につないで一望できるツールを
持っています。それが「手帳」です。
2020年、ヴォルテックスの神戸正博は
そうした「手帳」に
10年間のカウンセリングの技術を
組み込んだ世界初の「夢管理」手帳を
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