介護美容セラピストボランティア活動〜健忘録〜

笑顔と共に、石川県輪島市で見つけた大切なこと

11月15.16.17日に、大阪にある介護美容研究所卒業生、在校生の皆様と石川県輪島市へ介護美容セラピスト・ボランティアに行ってきました。

おかげさまで、事故もなく無事に終えることができました🙏
皆さんのお力添えに、心より感謝申し上げます。
健忘録として、そして被災された方々の気持ちを忘れないために記事にしました。

介護美容セラピストボランティア内容 🌟

• ハンド・フットトリートメント
• ネイルケア・カラーネイル（水性ネイル使用）
• ショルダー・ヘッドほぐし

実施場所・人数 🏠

• 16日 鳳至小学校避難所：20名
• 17日 輪島中学校避難所：13名

宿泊先

• 宿泊先：古民家ゲストハウス結衣

協賛 🏢

• 株式会社トライビ
• 株式会社Takaraful

協力 👫

• NPO法人ユナイテッドアース
• ボランティア団体IS様、ピースボード様
• 一般社団法人国際エイジレス美容協会
　・　　介護美容研究所 大阪校

自然災害がもたらす悲しみの中で 🌊

今回訪れた避難所では、地震による倒壊や火災に加え、仮設住宅での生活中に豪雨災害で浸水被害を受けた方々が再び避難所生活を余儀なくされていました。

特に高齢者の方が目立ち、8〜9割を占める状況でした。

避難者の声 🎙️

「帰れる場所がほしい…」
「自宅が取り壊されるのを見るのが辛い…」
「風景が変わっていくのが寂しい…」

これらの声に耳を傾ける中で、少しでも笑顔を届けたいという想いで活動を始めました😊

活動を通じて広がる笑顔 ✨

今回のボランティア活動では、多くの方に美容体験を楽しんでいただき、避難所全体が笑顔と明るい雰囲気に包まれました🌈

男性からは「こんなに明るい雰囲気は久々」との言葉に涙する場面もありました☺️

また、女性からは「この機会だからやってみよう！」とカラーネイルを楽しんでいただき、ほとんどの方がネイル体験をされました🎨。

特に印象に残った場面 💜

• 85歳の農業を営む男性
亡くなられた奥様が好きだった紫色を右手に施され、「見たらびっくりするやろなぁ」と微笑まれていました。

• 55歳の男性
「水色を右手だけ！」と爪磨きからチャレンジされ、明るい表情で楽しんでくださいました😊

• 　70代の女性
  ネイルなんてしたことない。
  死ぬまでにするとは思わなかった☺️
  災害があったから、チャレンジできた悪いことばかりではないね
  
  避難所では、老若男女が輪になり談笑し、「ネイルしたから明日の掃除は男性に任せよ！」「どこか出かけたい！」などの前向きな言葉が飛び交い、皆さんの表情がどんどん明るくなっていくのを感じました✨

ケア美容ボランティアの意義とは

災害時の支援というと、まず思い浮かぶのは食料や物資の提供、住環境の整備です。

しかし、今回の経験を通じて実感したのは、「心のケア」もまた欠かせない支援の一部だということです。

美容やケアを通じて「自分らしさ」を取り戻す時間を持つこと。

それが心の元気を取り戻す力になると感じました。

爪が整い、手がきれいになることで、表情が明るくなる。

その小さな変化が、「また頑張ろう」という気持ちを生んでいました。

大きなことはできないけれど、できることを

「自分にボランティアなんてできるのだろうか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、大きなことをしなくても、小さなことを積み重ねることで、大きな笑顔を生むことができるのだと私は信じています。

今回の施術も、豪華なものではありません💦

でも、そこに触れ合いと共感があれば、それだけで心が軽くなる瞬間をつくることができます❤️

それこそが、ボランティアの原点ではないでしょうか？

ボランティアを終えて 🌟

活動前は、被害の大きい輪島市ということもあり緊張していましたが、皆さんの笑顔に包まれた避難所は明るく、私たち自身が元気をいただきました😊

スタッフの皆様からも、「久々に明るい空気が流れた」「本当にありがとう」とのお言葉をいただき、少しでも避難生活に彩りを添えることができたことに感謝しております🙏✨

忘れないでほしい、災害支援の大切さ

災害が起きた直後は、多くの人がニュースを通じて関心を持ちます。

しかし、時間が経つにつれてその関心は薄れていくことが多いです。

輪島市では、地震と豪雨災害が重なり、多くの方が再び避難所生活を余儀なくされていました。

「帰れる場所がほしい」「生活を立て直している最中だったのに…」といった声に、災害の爪痕の深さを痛感しました。

だからこそ、支援の継続が必要です。

一度きりではなく、何度でも足を運び、笑顔を届けること。

それが未来をつくる一歩につながるのだと思っています

次回のボランティアに向けて

もしこの記事を読んで「自分にもできることがあるだろうか」と思った方がいれば、ぜひ声を大にしてお伝えしたいです。

特別な技術や資格がなくても、笑顔と寄り添う気持ちがあれば十分です。

相手を思いやる気持ち、一緒に笑顔をつくる心❤️

それさえあれば、どんな人でもボランティアに参加することができます。

今回の経験を通じて、私は「未来をつくる」という自分の使命を改めて実感しました‼️

ケア美容を通じて、心の回復を支える活動をこれからも続けていきたいと思います。

輪島でいただいたたくさんの笑顔と学びを胸に、次のボランティアでもまた新しい笑顔を咲かせられるよう、精一杯活動してまいります。

🌈 「笑顔の力を、もっと広げたい」
これからも支援を続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします！

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