サスティナブルな物作りに対する真摯な気持ち
こんばんは。
TAKARABAKO88 デザイナーの森田です。
今日は、なぜリメイクにこだわるのか綴りたいと思います。
私は長年、繊維業界にいました。
繊維と言えば、いまでこそクリーンになってきましたが
数年前までは環境を汚染している業種ベスト3に入る、ブラックな業界でした。
大量に作って、大量に破棄するのが当たり前。
薄々、自分も環境汚染に加担しているという自責の念がありました。
転機が来たのは、2015年に渋谷のアップリンクで見た
ドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト」(真の代償)。
自分が何となく想像していた世界が映像化され、言語化され、自分に突き付けられ、
とても衝撃を受けたことを今でもしっかりと覚えています。
それ以来、
いつか自分はサスティナブルな物作りがしたい、
新しい物を一から作り出すのではなく、今あるものだけで新しい物を産み出してみたい、
安くてすぐに壊れてしまうようなものではなく、長く、そして大切に使っていただける
血の通った物作りがしたいと強く思うようになりました。
いろんな想いがリンクし、
2018年にTAKARABAKO88が誕生しました。
まだまだ道半ばのブランドですが、これからも細く長く、
この活動を続けていきたいと思っています。
ドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト」(真の代償)
この映画について | 映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
ファッション業界でも大量生産・大量消費が問題化 誰かの犠牲の上に成り立つファッションに変化が起き始めた!
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