![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55301283/rectangle_large_type_2_51ba89c526a673bc95afed46b21f5f2f.jpeg?width=1200)
あの頃をもう一度
こんにちは!Takaraです!
今回はディズニー映画『あの頃をもう一度』をレビューしたいと思います!
【概要】長さ:7分 / 見放題:Disney+ / レンタル:なし
《ここが凄い!》
この作品には台詞が一切ありません。スタジオロゴから本編、エンディングまで、耳から得られる情報は音楽のみです。
※2つめの動画を参照。
第一印象としてはミュージカル映画を観ているようで、それも台詞や歌が聴こえてきそうなくらい、演奏の強弱などがハッキリしていて、楽器たちが音楽とは別に台詞を言ったり歌を歌っているのではないかという感覚に陥ると思います。
⚠ここからは、みなさんが既に映画を鑑賞していることを前提に書いていきます。
≪解説編≫
※あくまで個人の見解です。
『あの頃をもう一度』をより楽しく鑑賞するために、3つのポイントを押さえていきたいと思います!
ひとつめは、『部屋』です。
アート(おじいさん)のソファーの後ろの壁には沢山の写真が飾られています。サイドテーブルには一番大事な、おそらくドット(おばあさん)と出逢った「あの頃」の写真が置いてあります。そして、テレビのリモコンとマジックハンド。
沢山の写真はそのまま思い出を表していて、アートの後ろの壁、平面でみると彼の頭の上にあると言うことは、彼の頭の中を表しているように見えます。つまり彼は思い出に囚われていて、過去から抜け出せず、今の老いた自分を受け入れられないということです。
ここで定義しておきたいのが「部屋=アートの心」です。
さて、次は『窓』です。
ここから先は
1,100字
¥ 250
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?